新潮新書 ６０歳からの青春１８きっぷ

芦原 伸【著】

新潮社（2009/11発売）

• サイズ 新書判／ページ数 189p／高さ 18cm
• 商品コード 9784106103384
• NDC分類 291.09
• Cコード C0226

出版社内容情報

青春１８きっぷを「若者の旅の道具」と思うなかれ。おじさんおばさんが使ったって全然かまわない。いや、むしろお金も時間も自由になる中高年世代にとってこそ、使い勝手の良い切符なのだ。鈍行列車専用の１８きっぷは、別の手段を組み合わせることで、可能性が無限に広がる。本書では、テーマ別に分けた５０のモデルコースを紹介し、知って得する「裏わざ」も惜しみなく大公開。さあ、時刻表を片手に出発だ！

内容説明

青春１８きっぷを「若者の旅の道具」と思うなかれ。おじさん、おばさんが使ったって全然かまわない。いや、むしろお金も時間も自由になる中高年世代にとってこそ、使い勝手の良い切符なのだ。鈍行列車専用の１８きっぷは、別の手段と組み合わせることで、可能性が無限に広がる。本書では、テーマ別に分けた５０のモデルコースを紹介し、知って得する「裏わざ」も惜しみなく大公開。さあ、時刻表を片手に出発だ。

目次

第１部　「青春１８きっぷ」入門（おじさん、おばさんでも使える「青春１８きっぷ」；初心者向け利用案内；「青春１８きっぷ」の裏わざ）
第２部　テーマ別モデルコース（初心者向け；街道をゆく；歴史をたずねる；小京都をたずねる；おくのほそ道　ほか）
番外篇　名人たちの活用術

著者等紹介

芦原伸［アシハラシン］
１９４６（昭和２１）年三重県生まれ。ジャーナリスト、紀行作家。７０年に北大文学部を卒業し、フリーライター、週刊誌の取材記者に。７２年、『旅と鉄道』誌デスクとして鉄道ジャーナル社に入社。７６年に独立（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

歳をとってなくてもこういう電車旅はしてみたいな。青春18切符はコスパ最高なので利用してみたい。

2020/10/11

[ドナルド@灯れ松明の火]

青春18きっぷは若者の為だけではない。60歳（出版時には一般的な定年）を過ぎても青春18きっぷを使ってお得な旅行をしようとのガイド本。全国の候補旅程の路線図と見どころを詳しく説明。成程なぁと参考になった。

2019/01/25

[いさらこ]

『世界最悪の鉄道旅行』を読んで日本の鉄道旅行したく借。時間とお金のある60代以降が、青春を思い出して旅行しちゃおうってコンセプト。『場合によっては特急も使っちゃおう』はまだよくあるけど『夜行バスまたはフェリーで中核都市に移動してから18きっぷ』は目から鱗。そこからさらに2泊3泊するのはつまらないけど。房総半島1周は久留里線も含めてやったし、吾妻線・身延線は日帰りでやったことがある。同じようなコースでもテーマによって下車駅がちがったりするのは面白い。やってみたいコースもいくつかあった。日の長い夏がいいよね。

2014/10/23

[Sato]

数年前に47都道府県を制覇したため、今後の国内旅行は単に観光名所を巡るのではなく、歴史探訪等をテーマに据えたいと思っていたところ、巡り合った本書。知的好奇心を満たす旅行のあり方を教えてくれる。「青春18きっぷ=貧乏旅行」と捉えるのではなく、途中下車し放題のメリットをフルに活用し、必要な時は無理せず新幹線や特急またはバスで移動するなど、柔軟に対応しながら旅を楽しむべしとのこと。青春18きっぷの基本的な使い方の後に、おすすめルートが50種類。個人的には歴史、秘湯、各地の蕎麦街道を巡るルートに行ってみたい。

2020/06/14

[Nobu A]

図書館本読了。「青春18きっぷ」の前身「青春18のびのびきっぷ」が発売されたのは昭和57年。約40年前。若年層の旅行需要を促す為に作られたが、年齢制限はなく、誰でも使える。休暇中に時々、沢山の本持参で利用。現在、値段は5枚綴りで11,850円（2009年初版で情報が若干古い）。損益分岐点は1日2,370円。時刻表購入を勧めているが、今は「ヤフー乗換案内」等のアプリの方が圧倒的に便利。でも、別料金の第三セクター・私鉄路線も含めた魅力的な旅程が満載。流し読み。手元に置き、旅行計画にじっくり読みたく、購入決定。

2018/07/03