新潮新書<br> 迷惑メールは誰が出す?

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新潮新書
迷惑メールは誰が出す?

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  • サイズ 新書判/ページ数 186p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106102837
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0236

内容説明

見知らぬ相手から、なぜ次々に怪しいメールが届くのでしょうか?あなたのメールアドレスが、どうして世界中に知れ渡ってしまうのでしょうか?迷惑メールを送ると、一体誰にどんな利益があるのでしょうか?そして、この無差別なメール攻撃はどうしたら防げるのでしょうか?企業の通信システムを麻痺させ、人心をも破壊する迷惑メールの全貌を解明し、現代のネット社会の闇に迫ります。

目次

第1章 天災より恐い迷惑メール被害―全世界の1日のメール数は約1530億通。うち迷惑メールが85%!
第2章 なにが迷惑なのか?なぜ迷惑なのか?―迷惑メールのルーツを探る。国や法律はどこまで守ってくれるの?
第3章 メールのメカニズムを知る―メールはどうやって送受信を行うの?そのシステムに潜む落とし穴!
第4章 誰が出すのか?なぜ送るのか?―なぜあなたのアドレスがわかるのか?真犯人をついにつきとめる!
第5章 迷惑メールを防げるか?―無差別攻撃は、なぜ行われるのか?防御のための知恵を明かす。
第6章 秘伝・迷惑メール対処法―もう悩まされないために…迷惑メールよ、さようなら!

著者等紹介

岡嶋裕史[オカジマユウシ]
1972(昭和47)年、東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。富士総合研究所勤務を経て、関東学院大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

223
迷惑メールにも取り締まる法律あるんだなと知った。まぁ迷惑メールで被害に逢わないように気を付けたい。2019/10/28

えみ

49
タイトルの『迷惑メールは誰が出す?』の「確かにそう言われてみれば…」な迷惑メールに関する疑問を掘り下げる一冊。メールの仕組みから利便性、危険性、そして迷惑メールとはそもそも何なのか、などを大きく6章に分けて読者が迷子にならないように図などを駆使しながら説明されている。初心者でも十分興味と好奇心が満たされるように構成されていた。無差別な迷惑メールから身を守るためにはある程度の知識を持って対策する事こそがとても大切なのだと、この本を読んで改めて感じた!納得のメール処世術。今では切っても切り離せないメール知識。2020/12/06

Humbaba

12
迷惑メールを完全になくすというのは現実的には不可能である。しかし、1通出すために必要なコストを上げる事で、数を減らしていく事は可能である。そのために正規のユーザにもコストが掛かってしまうというのはもったいない話ではあるが、やらないで更にコストがかかるのと比べればとるべきは一つであろう。2016/08/20

ふろんた

11
タイトルがネタ本っぽいので敬遠していたが、読んでみた。内容としてはメールの仕組みにの基本的な解説と迷惑メールはどこを攻撃しやすいのかというのを初心者でもわかるように工夫が凝らされている。確かにITアレルギーがある人なら「メールの仕組み」というより、このタイトルの方が興味を持ちやすいだろうな。迷惑メールは必要コストがほとんどないので、引っかかるのが受信者の1%をはるかに下回る確率でも利益が出せる。こういう仕組みになっている以上は、迷惑メールは一向に減らないのだろう。2012/11/11

壱萬弐仟縁

9
85%のメイルが迷惑だという(11頁)。よく、電話は時間泥棒というが、メイルもこうでは時間泥棒だらけか、この世間。ワンクリック詐欺も、振り込め詐欺のように、手口が巧妙。ツークリック詐欺で、利用者の不注意を指摘せんばかりのやり方(92-93頁)。迷惑メイルもだが、ツイッターやFBでもアカウント乗っ取りのリスクもあり、ネット社会では落とし穴があちこちにあり、自衛するのも容易でない。ダイレクトメッセージも気を付けたほうがいい。2013/07/27

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