新潮新書<br> SF魂

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新潮新書
SF魂

  • 小松 左京【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 新潮社(2006/07発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106101762
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0295

出版社内容情報

『復活の日』『果てしなき流れの果に』『継ぐのは誰か?』── 31歳でデビューするや、矢継ぎ早に大作を発表し、『日本沈没』でベストセラー作家となった日本SF界の巨匠。高橋和巳と酒を酌み交わした文学青年が、なぜSF作家稼業に足を踏み入れたのか。今なお輝きを失わない作品群は、どのような着想で生まれたのか。そして、意外に知られていない放送作家やルポライター、批評家としての顔──。
日本にSFを根付かせた「知の巨人」が語る、波瀾万丈のSF半生記。

内容説明

『復活の日』『果てしなき流れの果に』『継ぐのは誰か?』―三十一歳でデビューするや、矢継ぎ早に大作を発表し、『日本沈没』でベストセラー作家となった日本SF界の草分け的存在。高橋和巳と酒を酌み交わした文学青年が、SFに見た「大いなる可能性」とは何か。今なお輝きを失わない作品群は、どのような着想で生まれたのか。そして、意外に知られていない放送作家やルポライター、批評家としての顔―。日本にSFを根付かせた“巨匠”が語る、波瀾万丈のSF半生記。

目次

第1章 作家「小松左京」のできるまで(『SFマガジン』との出会い;戦争がなければSF作家にはなっていない ほか)
第2章 「SF界のブルドーザー」と呼ばれた頃(吉田健一氏の言葉が励みに;新妻に書いた『日本アパッチ族』 ほか)
第3章 万博から『日本沈没』へ(大阪万博に巻き込まれる;未来学と『未来の思想』 ほか)
第4章 『さよならジュピター』プロジェクト(『ゴルディアスの結び目』から「女シリーズ」まで;「日本を沈めた男」の日本論 ほか)
終章 宇宙にとって知性とは何か(還暦と『虚無回廊』;阪神大震災の衝撃;宇宙にとって生命とは何か、知性とは何か;SFこそ文学の中の文学である)

著者等紹介

小松左京[コマツサキョウ]
1931(昭和6)年大阪生まれ。SF作家。京都大学文学部卒(イタリア文学専攻)。経済誌記者などを経て、62年「SFマガジン」誌に登場。代表作に『日本沈没』(日本推理作家協会賞)など。ノンフィクション作品も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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oser(読書家ではありませんドクシャーです)

42
エネルギッシュな人だよなあ。 今でこそマルチな活動をされる作家さんは多いが、その走りだったんじゃないのかな。 SFならばなんでもできるという感覚。 戦中戦後の経験、震災の衝撃という体験。 この点が小松さんの大きな軸になっているのは間違いなく。 つねづね日本産のSFは野暮ったさ泥臭さがテイストとして匂うなあと思ってましたが、(コレはコレで大好物だが) 和製SFと海外SFの違いが日本という敗戦国が経験した思想・観点に如実に現れていると思うと…なるほどと腑に落ちました。 うーむSFのなんたるかを知った思いです。2023/04/25

おたま

32
デビュー前の学生の頃や父親の会社が倒産して苦労した話。そして、ついにSFマガジンとの出会いから、SFというジャンルの巨大な可能性に気が付くまで。この辺りが面白い。そして、SF界の多彩な人々との付き合いやSFが世の中に認められて幅を広げていく時。その中心にいて、「日本SF界のブルドーザー」として勢力的に作家活動をしたのが小松左京だった。処女長編『日本アパッチ族』から『日本沈没』が書かれた頃の話が読みごたえがある。かつて読んだことのあるエピソードもいくつかあるけれど、やっぱり小松左京は凄い作家だったと思う。2021/01/16

akira

23
図書館本。 なかなか興味深かった。戦争を経験し、終戦から後を生きてきた著者。日本SFの黎明期や万博に絡む話など興味は尽きない。加えて数々の作品の裏話は読者にとってはご褒美かも。 『もし、1945年に終戦を迎えていなかったら?』発想の原点に起こらなかった歴史がある。ヒストリカル・イフ、これも作家さんの発想の原点と思うと面白い。 「SFとは思考実験である」2019/09/28

緋莢

21
2006年刊行。『SFマガジン』創刊号、巻頭に掲載されていたロバート・シェクリイ「危険の報酬」に<目を引っぱたかれたような思い>がして、“SF”という文学の手法を意識。自分の中の“戦争”にけりをつけた『地には平和』を執筆、唯一の娯楽だったラジオが壊れてしまい、寂しそうだった奥さんのために毎日十五枚ずつ書いた「お話」が後の『日本アパッチ族』だった等、興味深い話が多数出てきます(続く 2020/12/16

ぜんこう

19
小松左京さんのSF半世紀(2006年時点)。戦後の世代って、オリンピックや大阪万博あたりって、うらやましいくらいに無茶苦茶働いてたんですね。今はSFは普通に受け入れられてるけど、当初はそうではなかったとか。きっと小松左京さん、やり残したことがいっぱいありそう。もしかしたら小松左京さんが存命な世界がパラレルに存在して、今も執筆などバリバリやってたりして(^^)2014/01/18

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