出版社内容情報
五大湖のほとりシカゴから西海岸サンタモニカまで全長3,900キロ、米国の真ん中を横断する「ルート66」。イリノイ、ミズーリなど地方州を貫くこのルート上は、米国内の典型的「保守」層が多く占める地である。進化論も否定するキリスト教原理主義、中絶や同性婚を忌み嫌い、子供は公立学校に通わせず、小さな政府を熱望する・・・。ニューヨークでもロスでもない、”敬虔で頑迷な彼ら”こそ大国の根幹を成す実像であった。
内容説明
五大湖のほとりシカゴから西海岸サンタモニカまで全長三千九百キロ、米国の真ん中を横断する「ルート66」。イリノイ、ミズーリなど中西部を貫くこのルート上は、米国内の典型的「保守」層が多く占める地である。進化論も否定するキリスト教原理主義、中絶や同性婚を忌み嫌い、子供は公立学校に通わせず、小さな政府を熱望する…。ニューヨークでもロスでもない、“敬虔で頑迷な彼ら”こそ大国の根幹を成す実像であった。
目次
1 ハートランドとは何か=イリノイ州シカゴ
2 心のすきま埋める教会=ミズーリ州セントルイス
3 ひろがる進化論論争=カンザス州ガレーナ
4 最前線担う市民兵=オクラホマ州オクラホマシティー
5 草の根保守の群像=オクラホマ州オクラホマシティー
6 ノスタルジック・ルート=ニューメキシコ州アルバカーキ
7 燃える国境線=アリゾナ州ダグラス
8 「アメリカ」の争奪戦=テキサス州アマリロ
著者等紹介
松尾理也[マツオミチヤ]
1965(昭和40)年兵庫県生まれ。産経新聞外信部記者。慶応大学文学部卒業。産経新聞入社後は大阪・東京両本社社会部を経て、外信部勤務。米国サンフランシスコ州立大学大学院に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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