出版社内容情報
次々と明らかになった三菱自動車の杜撰な品質管理の現状。だが、果たしてこれは三菱だけに限られた問題なのか? 他メーカーの品質は万全なのだろうか? 容赦ないコスト削減で疲弊し、揺らぐ製造現場。急速な電子化で複雑化する一方のトラブル。その結果、世界規模で急増し続けるリコール――。
メカニカルな問題から先進技術の開発思想まで。自動車を取り巻く危うい現状を、技術者への取材をもとに徹底検証する。
内容説明
次々と明らかになった三菱自動車の社撰な品質管理の現状。だが、果たしてこれは三菱だけに限られた問題なのか?他メーカーの品質は万全なのだろうか?容赦ないコスト削減で疲弊し、揺らぐ製造現場。急速な電子化で複雑化する一方のトラブル。その結果、世界規模で急増し続けるリコール―。メカニカルな問題から先進技術の開発思想まで。自動車を取り巻く危うい現状を、技術者への取材をもとに徹底検証する。
目次
第1章 自動車が危ない!(発覚した隠蔽工作;炎上は三菱製だけなのか? ほか)
第2章 揺らぐ現場(日本語が通じない;世代交代で途切れるノウハウ ほか)
第3章 電子化が誘発するトラブル(パソコン化するクルマ;品質のカギを握る制御用ソフト ほか)
第4章 国家プロジェクトが生んだ先進技術(商品化される先進技術;官民学一体のASVプロジェクト ほか)
第5章 信頼性という幻想(技術への過信が事故を招く;反映されない開発者の意図;「一〇〇パーセントの信頼性」は幻想に過ぎない;クルマがドライバーを監視する)
著者等紹介
塚本潔[ツカモトキヨシ]
1946(昭和21)年東京都生まれ。ジャーナリスト。ニューズウィーク日本支社を退社後、日本企業の駐在員を経てフリーとなる
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