新潮新書<br> あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書

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新潮新書
あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書

  • 保阪 正康【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 新潮社(2005/07発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106101250
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0221

出版社内容情報



保阪 正康[ホサカ マサヤス]
著・文・その他

内容説明

戦後六十年の間、太平洋戦争は様々に語られ、記されてきた。だが、本当にその全体像を明確に捉えたものがあったといえるだろうか―。旧日本軍の構造から説き起こし、どうして戦争を始めなければならなかったのか、引き起こした“真の黒幕”とは誰だったのか、なぜ無謀な戦いを続けざるをえなかったのか、その実態を炙り出す。単純な善悪二元論を排し、「あの戦争」を歴史の中に位置づける唯一無二の試み。

目次

第1章 旧日本軍のメカニズム(職業軍人への道;一般兵を募る「徴兵制」の仕組み ほか)
第2章 開戦に至るまでのターニングポイント(発言せざる天皇が怒った「二・二六事件」;坂を転げ落ちるように―「真珠湾」に至るまで)
第3章 快進撃から泥沼へ(「この戦争はなぜ続けるのか」―二つの決定的敗戦;曖昧な“真ん中”、昭和十八年)
第4章 敗戦へ―「負け方」の研究(もはやレールに乗って走るだけ;そして天皇が動いた)
第5章 八月十五日は「終戦記念日」ではない―戦後の日本

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939(昭和14)年、北海道生まれ。ノンフィクション作家、評論家。同志社大学卒業。近現代史、特に昭和史の実証的研究を志す。立教大学非常勤講師などを務める傍ら、個人誌『昭和史講座』を主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

115
太平洋戦争の旧日本軍のメカニズムや開戦、快進撃から泥沼化、やがて敗戦といった経緯とともに何が問題だったのか書かれている。ミッドウェーやインパール作戦、レ入れ、アッツ、硫黄島の玉砕どれもが軍上層部の失態。今ロシアとウクライナで紛争が起きているがロシア兵のなかにすでに半旗を翻した者、上層部で混乱も起きているようだ。SNS戦争とでも言うのだろうか。演奏が終わってみれば皆責任のなすりつけ合い。民間人の被害が多いのはいつの戦争にも共通すること。第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争のように泥沼化しないように・・・2022/03/02

ふう

88
原爆投下は正しかったと考えるアメリカ人は多いと聞きます。原爆記念館を訪れ、被爆者の話を聞いて初めて原爆の恐ろしさを知り、本当に正しい選択だったのか悩む人もいると。知らなければ、事実を学ばなければ、きちんと考えることはできません。わたしの父も出征しましたが、その父が語る南方での戦争は、戦うよりも飢えて死ぬ兵士の方が多い悲惨なものでした。シベリアに抑留された兵士たちも同じでしょう。彼らの無念さから目をそらしたり美化したりせず、あの戦争についてきちんと知り、考えることが、次のより良い選択に繋がるのだと思います。2016/11/29

mitei

65
先の大戦の評価に終止符を打つとは著者の言だが、本当に教科書通りに書かれていて、犯人はこいつだと言って終わっただけの本だった。悪いのは陸軍だけでなく海軍の方が悪いという新説?を出したのが目新しく感じた。2011/03/07

パフちゃん@かのん変更

63
著者曰く戦争を始めたのは海軍だとのこと。ABCD包囲網で日本は仕方なく南部仏印に進出したと言っているが偽りの理由付けだ。戦争をどう終わらせるかも考えていなかった。大本営政府連絡会議で決まった腹案は「蒋介石政府を屈服させる。そのうえでドイツ、イタリアと提携してイギリスを屈服させ、アメリカの継戦意思を喪失せしめる」というお粗末で見通しの甘いもの。陸軍と海軍が意地を張り合って、大本営発表は嘘ばかり。軍人は「生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を残す事勿れ」と、玉砕をよしとしていた。誰のための戦争なのか。2017/04/17

ちゃんみー

59
あの戦争、といえば当然にして太平洋戦争のこと。何故にあんな無謀な事をしてしまったのか、誰が首謀者だったのかなどなんとなくしか分からないことを解き明かしたく読みました。『小さいおうち』を読んだのがきっかけです。あり得ない扇動洗脳の元、多くの日本人が散っていったこと、市井の人々の苦労を改めて感じ取りました。2015/02/22

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