新潮新書<br> さらば歯周病

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新潮新書
さらば歯周病

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106100864
  • NDC分類 497.2
  • Cコード C0247

内容説明

高齢社会を迎え、歯周病こと歯槽膿漏は、虫歯以上に深刻な国民病となりつつあるが、いまだに原因は不明だし、治療法も確立されていないのが現状だ。しかし、兵庫県姫路市で歯科医を開業する著者は、二十年以上にわたる治療の結果、一つの結論にたどり着いた。「歯周病の元凶は歯石であり、歯磨きだけでは不充分。むしろ歯石除去のメンテナンスを定期的に行うべし」―。予防的歯科医療への転換をも促す画期的な提言。

目次

第1章 虫歯の真実
第2章 歯槽膿漏との闘い
第3章 年代別のケアと治療
第4章 海外の歯科事情に学ぶ
第5章 国民病の現実と実態
第6章 メンテナンスの神髄
第7章 新時代の歯科医療

著者等紹介

河田克之[カワダカツユキ]
1953(昭和28)年山口県生まれ。淳心学院中・高校、城西歯科大学(現・明海大学)卒業。岡山大学医学部口腔外科学教室を経て、1981年、姫路市南畝町に歯科医院を開業、現在に至る。医院ホームページ上の質問受付コーナーが好評。日本歯周病学会認定医。歯学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

349
今でこそ当たり前の様に歯周病と診断されたら、まず歯石を取り除く歯科が多いが昔は保険などの都合で歯磨き指導が中心だったと言うのは驚いた。著者は定期的なメンテナンスの重要さを伝えているが、まさに私も定期的なメンテナンスを10年近く放置してこの前出血が激しく、歯科医療の大事さを身にしみた。2017/03/15

Shohei

2
歯の終わりは命の終わり。歯を失う原因の90%は虫歯と歯槽膿漏。歯槽膿漏は常在菌の作用で歯がある人は進行する。原因は細菌と言われているが証明なし。臨床に基づき歯垢と歯石の除去が歯槽膿漏を止める要素と結論付け、月に一度と歯石除去のメンテナンスを提言をしている。科学的な根拠が少ないため、信憑性に一部欠けるが、歯石を原因の一つと仮定すれば将来への投資としてメンテナンスを検討する必要がある。取り急ぎは歯石除去に近いうちに行きたい。2015/04/21

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