出版社内容情報
金、鉄、紙、プラスチック、シリコン……新素材が文明を動かす。「材料科学」の視点から、人類史を描き直すポピュラー・サイエンス。「材料科学」の視点で描く驚異のグローバル・ヒストリー! 金、鉄、紙、絹、陶磁器、コラーゲン、ゴム、プラスチック、アルミニウム、シリコン……「材料科学」の視点から、文明に革新を起こしてきた12の新素材の物語を描く。「鉄器時代」から「メタマテリアル時代」へと進化を遂げた人類を待ち受ける未来とは――ベストセラー『炭素文明論』に続く大興奮のポピュラー・サイエンス。
佐藤 健太郎[サトウ ケンタロウ]
著・文・その他
内容説明
コラーゲンがモンゴル帝国を強くした?ポリエチレンが世界大戦の勝敗を決した?ケイ素が人工知能のシンギュラリティを呼び寄せる?「材料科学」の視点から、文明を動かしてきた12の新素材の物語を描く。「鉄器時代」から「メタマテリアル時代」へと進化を遂げた人類を待ち受ける未来とは?話題作『炭素文明論』に続く大興奮のポピュラー・サイエンス。
目次
人類史を駆動した黄金の輝き―金
一万年を生きた材料―陶磁器
動物が生み出した最高傑作―コラーゲン
文明を作った材料の王―鉄
文化を伝播するメディアの王者―紙(セルロース)
多彩な顔を持つ千両役者―炭酸カルシウム
帝国を紡ぎ出した材料―絹(フィブロイン)
世界を縮めた物質―ゴム(ポリイソプレン)
イノベーションを加速させる材料―磁石
「軽い金属」の奇跡―アルミニウム
変幻自在の万能材料―プラスチック
無機世界の旗頭―シリコン
AIが左右する「材料科学」競争のゆくえ
著者等紹介
佐藤健太郎[サトウケンタロウ]
1970年、兵庫県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。医薬品メーカーの研究職、東京大学大学院理学系研究科広報担当特任助教等を経て、現在はサイエンスライター。2010年、『医薬品クライシス』(新潮新書)で科学ジャーナリスト賞。2011年、化学コミュニケーション賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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