出版社内容情報
急ぎたければ遠回りしろ。儲けたければ損をしろ――。短期ではなく長期的思考に成功の秘訣がある。渋滞学者が到達した勝利の方程式。「損して得とれ」「急いてはことを仕損じる」は、数学的に正しい! 経済が縮小傾向にあると、人はつい短期的な思考に陥る。目先の利益を優先させるあまり技術の蓄積が疎かになり、次世代を支える長期プロジェクトも立てにくくなる。10年前に渋滞学を世に問うた数理物理学者が、「長期的思考」がいかに正しいかを多くのロジックで証明。ビジネスに応用できる「四つの逆説の法則」が企業を救う。
西成 活裕[ニシナリ カツヒロ]
内容説明
経済が縮小傾向にあると、人はつい短期的な思考に陥りがちだ。目先の利益を優先させるあまり技術の蓄積が疎かになり、次世代を支えるような長期プロジェクトも立てにくくなる。10年前に渋滞学を世に問うた気鋭の数理物理学者が、「長期的思考」がいかに価値あるかを多くのロジックで証明。ビジネスマン、経営者、研究者など必読の書!
目次
序章 正言若反
第1章 世界は逆説に満ちていた(個人編;組織編;社会編)
第2章 逆説を支える法則(逆説の条件 マイナスとプラス;空けるが勝ちその1:急がば回れ;空けるが勝ちその2:バケツリレー理論 ほか)
第3章 日本の進むべき道(なぜ長期的視野になれないのか どのように合意形成していくか;個人のあるべき姿;組織のあるべき姿・大学編 ほか)
著者等紹介
西成活裕[ニシナリカツヒロ]
1967(昭和42)年、東京生れ。東京大学先端科学技術研究センター教授。東京大学卒。修士及び博士課程は航空宇宙工学を修了、専門は数理物理学、渋滞学。2007(平成19)年、『渋滞学』(新潮選書)で講談社科学出版賞と日経BP・BizTech図書賞を受賞。2013年に「科学技術への顕著な貢献2013(ナイスステップな研究者)」に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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