出版社内容情報
我々は、いったいどこから何を経て来た存在なのか?生物と無生物の領域を横断し、宇宙の誕生から近未来までを俯瞰した生命の進化史。
いつか人類が滅んだとしても、地球の上では、生命の進化は続いていくのだ。私たちはなぜここにいるのだろうか? 宇宙は人類のために誕生したのではなく、たまたま地球がヒトの生存に適していただけなのだ。人間を中心とした地球史観を排し、宇宙創成のビッグバンから地球の誕生、そして生命が生まれ進化していく様を、生物と無生物の両方の歴史を織り交ぜながらコンパクトに描いた初めての試み。
内容説明
私たちはなぜここにいるのか?宇宙は人類のために誕生したのではなく、たまたま地球環境がヒトの生存条件に適しているだけなのだ。人類のいない宇宙はいくつもあるのだから―。人間中心の地球史観を排し、宇宙創成のビッグバンから地球の誕生、そして生命が生まれ進化していく様を、生物と無生物の両方の歴史を織り交ぜながらコンパクトに描いた初めての試み。
目次
第1部 宇宙の誕生(138億年前~)(たくさんの宇宙;ビッグバン ほか)
第2部 地球の形成(45・5億年前~)(地球と月の誕生;地殻の形成 ほか)
第3部 細菌の世界(40億年前~)(生命の誕生前夜;生命の起源 ほか)
第4部 複雑な生物の誕生(19億年前~)(真核生物の誕生;多細胞生物の出現 ほか)
第5部 生物に満ちた惑星(5・4億年前~)(カンブリア爆発;生物の陸上進出 ほか)
著者等紹介
更科功[サラシナイサオ]
1961年、東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。民間企業勤務を経て大学に戻り、東京大学大学院理学系研究科修了。博士(理学)。専門は分子古生物学。現在、東京大学総合研究博物館研究事業協力者、明治大学・立教大学兼任講師、東京学芸大学・早稲田大学・文教大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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