新潮選書<br> 「ゆらぎ」と「遅れ」―不確実さの数理学

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新潮選書
「ゆらぎ」と「遅れ」―不確実さの数理学

  • 大平 徹【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 新潮社(2015/05発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106037696
  • NDC分類 410
  • Cコード C0342

出版社内容情報

社会は不確実さに満ちているが、時にそれは有益に働く。免震構造、時間差攻撃、犯人追跡……身近な不安定現象の数々を数理学が解く。

「不確実さ」の中にこそ、問題解決のヒントがあった! 「安定」「正確」を求める現実社会は、じつは「不規則」や「不確実さ」に満ちている。そうした「不確実性」は、時に予想もしない効果をもたらしたり、有益な働きをしてくれる。トーナメント戦での番狂わせ、犯人追跡の意外な方法、免震制御、時間差による攻撃手段など。身近にある不安定現象を挙げながらその意外な効用を説く。

内容説明

「安定」「正確」を求める現実社会は、じつは「不規則」や「不確実さ」に満ちている。そうした「不確実性」は、時に予想もしない効果をもたらしたり、有益な働きをしてくれる。トーナメント戦での番狂わせ、犯人追跡の意外な方法、高層ビルの免震制御、時間差による攻撃手段、ホールの音響効果など、身近にある不安定現象を挙げながらその意外な効用を説く。

目次

序章 「ゆらぎ」と「遅れ」
第1章 ゆらぎ
第2章 ノイズ
第3章 確率
第4章 遅れ
第5章 ゆらぎと遅れが合わさると
第6章 ゆらぎと遅れの数理
最終章 生命と機械、時間と空間

著者等紹介

大平徹[オオヒラトオル]
1963年、東京都生まれ。名古屋大学大学院多元数理科学研究科教授。82年、グルー基金奨学生として渡米し、ハミルトン・カレッジに入学、86年卒業。英国ケンブリッジ大学クライスツ・カレッジ、富士ゼロックス勤務を経て93年に米国シカゴ大学大学院物理学専攻博士課程修了、Ph.D.取得。ソニーコンピュータサイエンス研究所を経て、2012年4月より現職。専門は「ゆらぎ」や「遅れ」を含むシステムの数理だが、研究対象の題材は数理、物理、生物・生体、社会・経済など幅広く取り上げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

40
#感想歌 ゆらぎノイズ確率遅れまぜ合わせ生命機械時間空間2016/06/15

ともゑ

7
「遅れ」や「ゆらぎ」は正確さを乱す邪魔物かと思われがちだが実はそうでもなくて役に立つ事も結構あるそうだ。この本はその具体的な事象や著者の研究などを紹介する本。章ごとにゆらぎ、ノイズ、確率、遅れ、ゆらぎ+遅れに触れた後、第6章は少し数式多めだが説明は多いので多分大丈夫。最終章は少し壮大。番狂わせが起きる確率は意外に高いし、勝率にも偏りがある。感覚的には感じるが数理的に表すとこうなるのかと興味深く読んだ。2018/06/30

loanmeadime

5
確率の話は頭が締まってないと、見落としやら何やらで間違えやすい、と思います。誕生日が同じ人の確率計算とか自分でもやって見ましたが、案の定、組み合わせを考慮しないで間違えました。何となく、言葉尻だけで理解したつもりの尤度の考え方が、明確になったりして、勉強になりました。でも、モンティホール問題は丁寧に解答を説明してくれているので納得はいきますが、最初の直感の何が悪いのかまだ飲み込めてません。2019/03/15

ミヒャエル・安吾

5
現代科学の神秘2017/02/22

gachin

2
ノイズ: 確率共鳴が面白い。また、これと同型の現象なのかは僕には理解できなかったけど、ノイズを入れると(若しくはフィードバックを弱めると)パフォーマンスが向上する(分散が大きくなって高パフォ例が出てくるんじゃなくて、全体的に向上する)例が発見されつつあるってのも面白い。これらノイズを入れた結果をいちいち評価して次世代システムを改良してる訳ではないので、ベイトソンのキャリブレーションとは違う「ノイズの利点」。/ 遅れ: 収束する系の遅れを大きくすると、振動を経た後にカオスになるらしい。2020/06/13

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