出版社内容情報
弱肉強食の世界で、弱者はどうやって生き延びてきたのか? メスに化ける、動かない、早死にする等、生き物たちの驚異の戦略の数々。
強い者が勝つのではない。勝った者が強いのである。海洋全蒸発や全球凍結、巨大隕石の衝突など、地球環境が激変しても多くの生命はしぶとく生き残り続けてきた。そして今でも、強者ではない動植物などはあらゆる方法で進化し続けている。群れる、メスを装う、他者に化ける、動かない、目立つ、時間をずらす、早死にするなど、ニッチを求めた弱者の驚くべき生存戦略の数々。
内容説明
海洋全蒸発や全球凍結など、環境が激変しても、地球上の数多くの生命はしぶとく生き残り続けてきた。そして今でも、強者ではない動植物などはあらゆる方法で進化し続けている。群れる、メスを装う、他者に化ける、動かない、ゆっくり動く、くっつく、目立つ、時間をずらす、早死にするなど、ニッチを求めた弱者の驚くべき生存戦略の数々。
目次
第1章 生き物にとって強さとは何か?
第2章 食われる者の食われない戦略
第3章 すべての生き物は勝者である
第4章 弱者必勝の条件
第5章 Rというオルタナティブ戦略
第6章 「負けるが勝ち」の負け犬戦略
第7章 逃げられない植物はどうしているのか?
第8章 強者の力を利用する
著者等紹介
稲垣栄洋[イナガキヒデヒロ]
1968年静岡県生まれ。静岡大学大学院農学研究科教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省。静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て現職に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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