出版社内容情報
新大陸発見、産業革命、資本主義の誕生、世界大戦……世界史の陰にはいつも一枚の「海図」があった。海からの視点で描く新しい通史。
世界を変えてきたのは、いつも一枚の海図だった――。古来、地図には二種類あった。陸上で自分たちの知りうる範囲を描いた「マップ」、何もない海上に航海のため正確な経線・緯線を付した「チャート」。「チャート」すなわち海図を描くことは、世界を俯瞰する試みでもあった。新大陸発見から産業革命、資本主義の誕生、世界大戦まで、海の視点から読みとくと、全く新たな通史が見えてくる。
内容説明
古来、地図には二種類あった。陸上で自分たちの知りうる範囲を描いた「マップ」、何もない海上での航海のために正確な経線・緯線を付した「チャート」。「チャート」すなわち海図を描くこととは、世界を俯瞰する試みでもあった。新大陸発見、産業革命、資本主義の誕生、世界大戦…海の視点から読みとくと、全く新たな通史が見えてくる。
目次
第1章 地球を構成する三つの「世界」
第2章 「第一の世界」を俯瞰したプトレマイオスの世界図
第3章 大航海時代を支えたポルトラーノ海図
第4章 「第二の世界」の形成
第5章 遅れて登場する「第三の世界」
第6章 三つの「世界」を定着させたフランドル海図
第7章 イギリス海図と一体化する世界
著者等紹介
宮崎正勝[ミヤザキマサカツ]
1942年、東京生まれ。東京教育大学文学部卒業。筑波大学附属高等学校教諭(世界史担当)、筑波大学講師などを経て北海道教育大学教授。2007年に退官、現在は著述業、中央教育審議会専門部会委員。1975年から87年までNHK高校講座「世界史」常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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