内容説明
著者が幼い頃から何度も読み返しているジュール・ヴェルヌのこの冒険小説には謎があった。十五人の子供たちが漂流した無人島チェアマン島のモデルは、本当にマゼラン海峡にあるのか?南米、そしてニュージーランドへ。冒険好き作家が、南太平洋の島々に物語の謎を追ったミステリアスな旅。
目次
1 小さくて多すぎるいやらしいものたち
2 アレウト族の鼻の横骨
3 マゼラン海峡へ
4 ハノーバー島への航海
5 アザラシの吠える声
6 絶海の孤島で何を食うか
7 太平洋ひと回り
8 世界でここだけしかない時間を持つ怪し島
9 漂流者をのせてさまよえる島
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944(昭和19)年、東京生れ。東京写真大学中退。流通業界誌の編集長を経て、現在は国家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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