新潮選書<br> 渋滞学

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新潮選書
渋滞学

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106035708
  • NDC分類 514
  • Cコード C0340

出版社内容情報

自然渋滞の原因って何だろう? 新学問「渋滞学」が、世の中のさまざまな渋滞の謎にせまる。車や人混み、アリ、インターネットから駅張り広告まで。渋滞を嫌う人も、群集を求める人も、必読!

内容説明

人混み、車、アリ、インターネット…世の中、渋滞だらけである。生まれたばかりの研究「渋滞学」による分野横断的な発想から、その原因と問題解決の糸口が見えてきた。高速道路の設計のコツから混雑した場所での通路の作り方、動く歩道の新利用法まで。一方で、駅張り広告やお金、森林火災など、停滞が望ましいケースでのヒントにも論及。渋滞は、面白い。

目次

第1章 渋滞とは何か
第2章 車の渋滞はなぜ起きるのか
第3章 人の渋滞
第4章 アリの渋滞
第5章 世界は渋滞だらけ
第6章 渋滞学のこれから

著者等紹介

西成活裕[ニシナリカツヒロ]
1967年、東京都生れ。東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻助教授。90年東京大学卒。修士と博士課程を航空宇宙工学で終える。専門は非線形動力学、および渋滞学。山形大学工学部機械システム工学科、龍谷大学理工学部数理情報学科助教授、ケルン大学理論物理学研究所(ドイツ)客員教授を経て現在に至る。常に理学部と工学部の橋渡しをしたいと思っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

96
この著者による最近出版された「逆説の法則」が面白そうなので、最初の頃からの著書を順番に読んでいこうと思い手に取りました。日常起きている現象などを専門の工学系の理論をわかりやすくかみ砕いて説明してくれています。非常に面白い観点に目をつけられた感じです。2017/07/28

はっせー

72
渋滞に並ぶのが苦手な人にぜひ読んでほしい本になっている!GWにおすすめの本である!渋滞。この言葉が好きな人はあまりいないだろう。そして今の時期によく聞く言葉の代表であろう。そんな渋滞について研究してまとめたものがこの本である。まず渋滞ってこんなメカニズムでできてしまうのかと感心する!そして道路標識などってこんな意味があるから立てているのかとかそこまで想いを馳せることができる。この本を読んでから渋滞にはまれば今までより少しは嫌な感情を抱かないですむかなと思える作品になっている!また読みたくなる!2023/04/30

yutaro13

37
ドライブしていて渋滞について気になったので手に取った本。ASEPという離散モデルで渋滞を考える。高速道路の渋滞原因トップはサグ部・坂道。車間距離40m以下が渋滞の始まり。車間距離を詰めて高速で走る不安定な状態をメタ安定といい、それに近い交通がサグ部にさしかかると車間距離の変化に対する対応が遅れ、ブレーキの連鎖反応が起こって渋滞が発生(自然渋滞)。車に限らず、人混み、アリ、インターネットなど扱うテーマは幅広いが、個人的には交通渋滞を深掘りしてほしかった。15年前の本なのでアップデートがあるなら知りたい。2021/04/03

さすらいのアリクイ

21
車、人、アリなどの色々な渋滞の発生の要因、渋滞がなぜ起こるのかという説明や、渋滞の現象に関連性がある研究の説明が書かれている本。渋滞関連の研究内容の説明は手強く、何度か腰を据えて読まないと理解できない感じでしたが、車の渋滞の部分が興味深かったです。高速道路の渋滞の原因の一つに上り坂の存在があることは今まで何回か聴いたことがありましたが、この本によるとザグ部というちょっとした上り坂、下り坂でも発生するという。他にも車の流れを邪魔してしまう、目に見えにくい要因の説明が。車を運転する方におすすめしたい本です。2016/10/08

kk

18
図書館本。渋滞のあれこれを語る雑学本だと思って読んでみたのですが、専門の先生がお書きなさった、わりとガチな一冊でした。比較的単純な数理モデルを駆使して、渋滞の原因や特徴、解消の方向性などを語る内容。車や人の渋滞だけでなく、森林火災や人の生体現象などにも話が及びます。理系チックなガチな本とは言え、数式は一切使わず、一般向けに根気よく丁寧に説明してくれます。お話の巧さに感心しました。「お金の渋滞」の話や、コンピュータが「パイこね変換」の計算をできない話など、特に興味を唆られました。2022/08/12

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