内容説明
泡盛の蒸留廃液に黒糖を加えた健康飲料「もろみ酢」、米糠から「天然うま味調味料」、削りカスから「天然液体かつお節」…生ゴミや廃棄物から生み出したヒット商品は、数知れず。その他、糞尿や灰を活用した日本古来の知恵、ゴミを一切出さない中国の究極のリサイクルなど、柔軟かつ大胆、ユーモアと遊び心にあふれた、経済効果抜群の発想法のすべてを公開。
目次
第1章 マイナスをプラスに変える(米からチーズの発想;「黄色い砂糖」の発想;「麦出酢」の発想 ほか)
第2章 日本人の底力(灰で豪商になった男の発想;「夏の甘酒」の発想;「猫またぎの鯖」をサバイバル化する発想 ほか)
第3章 柔軟な発想(「行列の出来るラーメン屋」の発想;寿司屋の煎酒の発想;「商標」への発想 ほか)
著者等紹介
小泉武夫[コイズミタケオ]
1943年、福島県の酒造家に生まれる。東京農業大学農学部醸造学科卒。東京農業大学応用生物科学部教授。専門は発酵学・醸造学。農学博士。学術調査を兼ねて、世界中の辺境を旅する。自他ともに認める「食の冒険家」。また、泉のごとく湧き出るアイデアで、すでに20以上の特許を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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