内容説明
過疎化に悩む町が仕掛けた捨て身の町おこし運動。それに青春を賭けるプータローの若者。行き詰まった産業廃棄物業者、そして、新興のカルト教団。ある土地をめぐってこの四者が偶然に出会った時、物語が動きだした―。第3回新潮ミステリー倶楽部賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ペトロトキシン
6
まぁまぁ面白かった。後半の畳み掛けるような勢いある文章は、読んでいて引き込まれるものがある。坂巻ダークランドの発案者である彼は、もっと情けない奴で幸せとは縁遠いのかと思ってたけど、予想に反して幸せになったのがビックリである。2013/03/04
彗
2
物語に引き込まれるまでしばらくかかったけれど、町おこし企画や、宗教団体、その他いろいろな登場人物達がどう絡んでいくのかが気になって、中判からは面白く読めた。2010/11/29
teru1790
2
宗教団体vs町長。まち起こしの目玉にお化け屋敷。まずこの設定がおもしろい。あとビミョーにエロいところも(笑)最後まで楽しく読めました。ごちそうさま。2010/07/29
ミユジンギ
2
むちゃくちゃだけど妙に爽やか。最終的にはこれはミステリーではなく青春群像劇だったのか?と思いました。
ひよこ
1
青柳が急に頼りがいある奴に2022/02/14