新潮ミステリー倶楽部<br> 霧越邸殺人事件

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新潮ミステリー倶楽部
霧越邸殺人事件

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  • サイズ B6判/ページ数 425p/高さ 20X15cm
  • 商品コード 9784106027215
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0393

内容説明

猛吹雪のために密室と化したアール・ヌーボーの洋館・霧越邸。難を逃れて偶然に投宿した9人を襲う、意味不明の美しき連続殺人…。構想10年、ミステリー界を揺さぶる快挙。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

30
★★★☆大作であった。それが故か読むのに相当時間も要したが、それ以上に中だるみ感で 読み進まなかったというのが本音。これまで読んできた「館シリーズ」と比較しても、テンポの悪さはぬぐいきれず、更にはどうにも背景面でもイメージしずらいものがあった。結果、ストーリーとしても最後まで大して入り込むこともなく、ミステリー小説を読んだなぁと感慨もなく、とりあえず1冊を掃いたという気分。少々残念な結果に。2020/06/27

てっしー

22
綾辻さんの傑作の一つと言われている霧越邸殺人事件、ようやく読めて良かったです。 館シリーズとはまた違った趣で、本格ミステリの中に文学的な匂いもする作品でした。 結末は何とも切なくやるせない気持ちになりましたが、満足度は高かったです。2018/03/07

Yuna Ioki☆

21
2059-279-52 30年以上前に刊行された古い作品なので携帯電話やスマホなどは出てこないけれし、犯人の名前はかなり苦しいけどストリート自体は今でも充分楽しめる。こういう見立て殺人やら、クローズド殺人の犯人はサイコパスじゃないと無理だろうなw 通常なら殺人のあとはとっとと逃げ出すか、証拠隠滅や死体遺棄くらいしかできないよなw ありきたりでは小説にならないんだろうけどw2021/10/18

らびぞう

12
まず、題名の「霧越邸殺人事件」に、おぉ!雪の道に迷い、霧越邸にたどり着く劇団員、そうして、それぞれの名前にちなんだ装飾品、怪しい館の人々に、もう、お膳立てでゲップー!それから始まる惨劇、それも、北原白秋の詩になぞられている、ミステリーファンでなくても、ワクワクする。だけど、二段組で、老眼にはちょっぴりキツイ小さな文字。もちろん、名探偵も出現!オーソドックスだけど、最後まで楽しめた。2019/08/15

Tanaka9999

11
1990年発行、新潮社の単行本。綾辻さんシリーズでは、迷路館、人形館、殺人鬼と比較的、奇をてらった感じの作品が続いたのだが、これは割合に正統派な内容か。内容はこの人の作品と考えると見やすいかな。まぁ、途中ではさっぱりわからなかった、でしたが。2022/11/21

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