感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナイスネイチャ
141
図書館本。「ごんたくれ」の副読本として。初心者の私にはピッタリでした。勉強になりました。2015/06/04
KAZOO
135
日本美術についての入門書です。私は日本美術も西洋美術も大好きなので何でも見るのですが系統立てて勉強したことがないので少しこのような本を読んでみようと思いました。やはり長谷川等伯や雪舟の水墨画のような感じのものの方が惹かれます。2016/04/16
Book & Travel
43
昨年『等伯』や狩野永徳の『花鳥の夢』といった小説を読んで俄かに日本絵画に興味をもつようになり、国立博物館での禅美術展や正月には松林図屏風を見に行った。本書では雪舟、等伯、永徳、俵屋宗達、尾形光琳、若冲、北斎、広重ら日本の超メジャーな画家11人とそれぞれの作品が3〜4作ずつ取り上げてられていて、興味を持ち始めた私のような者にはちょうど良かった。それぞれの画家の個性や年齢による作風の変化も面白い。あまり知らなかった池大雅や円山応挙の作品も個性的で興味深く、これからもっと色々な作品を見に行ってみたいと思った。2017/02/28
白義
16
本書で取り上げられる画家は雪舟に俵屋宗達や狩野永徳、そして葛飾北斎に伊藤若冲など、日本画に興味を持つ者なら誰もが名前を耳にするとびきりのビッグネームで、さらにその中でもとりわけ世評高い代表作が並んでいる。そんな日本絵画の一番とっつきやすいところを、当時最新の学術的研究も踏まえ魅力を伝えてくれる格好の入門書。各々の絵を一言で捉えたキャッチコピー力も秀逸で、新聞連載だからか一つ一つの収まりが良い。池大雅なら「飄然と描き、売る「大雅」の境地」とそれっぽく華やかに始めながら解説は手堅く、浮ついている感じは全く無い2016/04/04
baba
15
室町時代の雪舟から江戸末期広重までの絵画がやさしく解説。もっと見たい、もっと知りたいと興味がそそられ、虫眼鏡で拡大してみた。ナイスネイチャさん、有難うございます。2015/06/23