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出版社内容情報
画家の評価、作品の解説、生涯と時代を対照した年表に最前線の研究成果を生かし、全32図で画家の全貌をつかむ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
粋
5
絵は好きだが、人も好きだわ。あんだけお咎めや始末書など、それでも描き続けて格好いいわ。2018/02/04
oz
5
初読。歌川国芳(1798〜1861)は江戸末期の浮世絵師で、その円熟期を支えた。日本橋紺屋の子として職人気質の画工となったが、その出自から江戸文化ことに町人文化の代表格的な扱いを受ける。諧謔性と高い描写力で、特に歴史や伝説を題にとった物語絵や市井の生活を描いた風景画で知られ、常に受け手の感興をそそるような趣向が画上に展開し、巷間では北斎と並んで漫画の源流などとも称されることがある。天保の改革に際しては幕府による筆禍に逢う。晩年は写実への新境地を拓こうとするが叶わず江戸時代の終りを見ることなく逝去する。2014/10/04
sk
2
歌川国芳の作品では、繊細さと大胆さ、静的構造と動性が、互いに矛盾することなく総合され、結局その総合の働きをしているのは彼の理知というよりはむしろ衝動だったのではないかと思わせる。熟慮型ではなく行動型であり、思いついたらとにかくやってみる。そういう冒険精神でしか生まれない傑作が多数2015/01/25
のの
0
文庫より大きめ。もっとちゃんと知りたい方は、もっと知りたい〜の方をおすすめします。2010/10/16