世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

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  • サイズ B6判/ページ数 618p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106006449
  • NDC分類 913.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅はこべ

83
ボブ・ディランノーベル賞受賞に因んで、本作から引用。「ボブ・ディランって少し聴くとすぐにわかるんです」「ハーモニカがスティーヴィー・ワンダーより下手だから?」「そうじゃなくて声がとくべつなの」「まるで小さな子が窓に立って雨ふりをじっと見つめているような声なんです」2016/10/14

えも

34
「街とその不確かな壁」を読んで、30ウン年振りに再読。図書館で借りたので、紙質も褪せた当時のリアルな新潮社「純文学書下ろし特別作品」のままです▼そうだよねえ、これだよねえ。二つの別の物語が、だんだんシンクロして最後に答えが示される。心とは何だろう。孤独とは何だろう。なんとも寂しく、それでいて寓意に満ちた心惹かれる作品として、読んでいたあの頃の想い出とともに感想が立ち上がってきます▼しかし、例によってやっぱり口ぐせが「やれやれ」なんだよなあ…。2023/08/19

紅はこべ

33
私の初村上作品。未だに村上でこれ以上好きな小説に出会えていない。

たいぱぱ

25
21年ぶりに再読。数少ない再読してない村上春樹本のひとつでしたが、「職業としての小説家」を読んでたら無性に読みたくなりました。この21年で結婚して親になり、父を亡くしました。色んな経験を積んで、以前と読んだ印象が変わるかな?と思っていましたが、あまり変わりませんでした。読んでたらあの頃の出来事が色々脳裏に過り、甘いようなほろ苦いような不思議な気持ちになりました。夜中に読んでたからかもしれません。全然本の感想になってないな、これ・・・2015/10/14

あっきー

21
⭐4 大昔に読んだ文庫本が行方不明で10年前に古本で100円で買ったピンク色の布装丁箱入りの美本で再読する、前回はやたら感動したことだけ覚えているのだが、内容は完全に忘却した、死の世界とも繋がる深層心理と記憶のクラウド的な外部記憶装置や、現実に生きるストレスだらけの心と感情の行き場とパラレルワールドに逃れるなど自分の興味にぴったり合っていて今再読して良かった、そしてこの本を読むのは今年のように大雪が降る冬がぴったりだ2023/01/29

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