新潮選書<br> なぜオスとメスがあるのか

新潮選書
なぜオスとメスがあるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106005091
  • NDC分類 467.3
  • Cコード C0345

内容説明

無性と有性を比べてみると、どうしても有性生殖が不利である。無性ならば、それぞれの個体が、好きなときに好きなだけ増えることができるが、有性であると、自分と異なる性の個体をみつけ、一緒になって初めて繁殖が可能になるからだ。そこで、無性生殖から有性生殖が出現するためには、繁殖の面でのこのようなコストを補って余りある有利な点が、何かあったに違いない。それは、なんだったのだろうか?答えはまだ出ていないが、本書の著者は、それが、遺伝子修復のための機構だったと考えている。これは、何十億年も前に起こった出来事に関する、緻密な謎解きに満ちた探求の書である。

目次

第1章 なぜ性があるのか
第2章 初期のレプリケーター
第3章 アンダーソン夫人の赤ん坊
第4章 性と死
第5章 性は自分の作ったものを元に戻す
第6章 ないものの二倍
第7章 偶然と必然
第8章 プラトンの説
第9章 ダーウィンの力学
第10章 ダーウィンのジレンマ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Riko

0
図書館で借りた2010/08/05

yuya

0
むぢい、再読2019/06/22

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