ダンテ・クラブ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 383p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105447014
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

1865年。南北戦争の傷痕も生々しいボストンとケンブリッジで、猟奇殺人が続発する。犯行の手口が表わす意味に気づいたのは“ダンテ・クラブ”―詩人ロングフェローを中心とする文壇の重鎮たちだけだった。『神曲』初のアメリカ版翻訳を終えようとする彼らに挑むかのように、犯人は『地獄篇』に描かれた劫罰を模していたのだ。誰も知らないはずの作品の模倣犯―自分たちへの嫌疑はもとより、さらなる凶行の可能性、ダンテのアメリカにおける未来に危機感を抱いたクラブのメンバーたちは象牙の塔を飛び出し、知力を結集して巷間に犯人を追う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たみ

13
舞台は1865年のアメリカ、ダンテ[神曲]初アメリカ翻訳作業真っ最中のロングフェロー他「ダンテ・クラブ」のメンバーが主人公。まだ翻訳されておらず知っている人も少ないはずの神曲(地獄篇)を模した連続殺人事件が起こる、実在人物と物語を組み合わせたミステリー。ダンテの作品に思い入れのある、ダンテの詩を噛みしめながら生きているような登場人物が多いので、正直感情移入するのが難しかった…ごめんよ。ダンテ素人目線のレイ巡査にもっと活躍して欲しかったかも。2016/08/24

Mituya Hasegawa

3
てこずりました…。ダンテの神曲を読んでいれば、もっとスムーズに読めたのでしょうが…。古典を勉強せねば。2014/06/12

詩歌

3
1865年、ボストンとケンブリッジが舞台。重苦しい内容かと思いきやエンターテイメント。蘊蓄も楽しい。宗教くらい殺人の原因になるものもないのに、道徳の根拠にするのはおかしいと思う。だがこれは卵と鶏の関係なのだ。2014/03/24

とぶとり

3
長い・・・特に第一篇は時代背景や登場人物の紹介に延々とページを割くので少々退屈。アメリカ文学に素養があればもっと楽しめたのだろうが。第二の事件が起こり事態が動き出すと面白くなってくる。筋自体は近年のアメリカ的ミステリの王道。それを綿密な時代考証と文学薀蓄で彩る。「神曲」は読んだことがないが、ちょっと読んでみたくもなる。しかし、長い・・・2009/10/13

もー子

2
舞台はアメリカ南北戦争後、国民に愛される詩人ロングフェロー率いるダンテクラブが、神曲のエピソードを模倣した殺人事件の捜査に乗り出す。史実を上手に使っているし、ダンテクラブの実在の文学者たちのキャラが楽しい。いつもいじけたり逃げ出そうとするホームズが、最後大活躍します…。2016/05/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/373604
  • ご注意事項