内容説明
１９６７年から１９７２年まで６年間にわたって行われたアポロ計画。そのミッションの間、宇宙飛行士は高級写真機ハッセルブラッドで数多くの写真を撮影していた。そのうち約２０点は報道写真として公開されたが、複写につぐ複写であったため、クオリティは無惨なほど劣化していた。また、ＮＡＳＡが門外不出とした膨大な未公開のオリジナル写真は、四半世紀の間、ＮＡＳＡの低温保管庫で誰の目にも触れることなく長い眠りについていた。本書は、４年の歳月をかけ、３万２０００点から厳選された１２９点のオリジナル写真によって、ロケット打ち上げ、着陸、月面活動、離陸、地球への帰還―と人類初の月面旅行を時系列に再構成した空前絶後の写真集である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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喉が熱くなる感覚を覚えるほどの感動。中古ですが大型版にして正解でした。吸い込まれるような宇宙の漆黒と、偽物のように真っ青な地球のコントラストに息を呑みました。ありのままの宇宙を実感できる貴重な一冊だと思います。2019/09/24
入道雲
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久しぶりに本棚から取り出した。デジタルスキャンで書籍にされているが、今のデジタル写真が溢れる前のフィルムのもつ質感で、宇宙空間に連れて行ってくれる。そして、月に着く。実際にこの目では見られないだろう月の世界がひろがる。一つひとつの地形をジッと見ていると、なぜこの地形になったのか？と問いたくなるところも多々あり。是非この大判の方で見て欲しい。2015/01/30
SatoH
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興奮と緊張、未知への好奇心と不安で気持ちが盛り上がる一冊！オーケストラ聞きながら見ると、テンションあがります☆おすすめ！2014/03/26
Hiroshi Takagi
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あー引き込まれるなー妄想が膨らむ一冊です。ソファに座って好きな音楽を聞きながら、見ると最高！！2012/10/22
So Honda
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フィルムで撮影された月面の「風景写真」。記録写真ではあるが、写真家が撮影する風景写真ーそれらは全て地球上で撮られたものだーと並べて考えてみるとその意味が際立ってくるように思える、2019/02/09
