新潮・現代世界の文学<br> ホテル・ニューハンプシャー〈下〉

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新潮・現代世界の文学
ホテル・ニューハンプシャー〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 337p
  • 商品コード 9784105191023
  • NDC分類 933

内容説明

家族でホテルを経営したいという、風変わりでかつ魅惑的な夢に憑かれた父親、優しい母親と個性あふれる五人の子供たち、老いぼれ犬と二頭の利口な熊、そして三つの“ホテル・ニューハンプシャー”をめぐる、これは美しくも哀しい、愛と死と暴力とセックスのおとぎ話である…。袋小路の現代文学に、ベストセラー『ガープの世界』で殴り込みをかけ、物語を読む原初的な快楽をみごとに甦らせた、「今いちばん刺激的な作家」ジョン・アーヴィングが渾身の力をこめて放つ、’80年代文学の最高峰。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

detu

35
長かった。とにかくすぐ眠たくなってしまうのだ。詰まらない訳でもないが支離滅裂とでも言おうかスッと入ってこない。祖父、両親と五人の子供達の物語ではあるが全編を通して長女フラニーのレイプ事件が鍵となっているようだ。次々と家族やその他が死んでいくし長男は姓同一障害、次男近親恋愛、次女発達障害などテーマが凄まじい。それでも家族の結束を感じる。もう一つの鍵とも言える前半と後半での2頭の「熊」の存在。熊を飼うという設定がふしぎだったが読んでみて何となく解ったように思う。上巻のエピソードは下巻で全て回収され救いを感ず。2017/07/11

ゆの

3
どんな悲しみがあっても決して立ち止まらない、常に進み続けて行くこの家族が素敵で、少し羨ましいと思った。 悲しみ(ソロー)が漂う雰囲気の中で、終わり方がとても良かった。2015/02/19

c3po2006

0
★★★2015/02/13

ゆりっぺ

0
1998年11月4日

のちおちゃん

0
☆☆☆☆2002/01/06

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