出版社内容情報
R・バックが10匹のフェレットに教えを請い、記した新時代の聖書。21世紀の世に問う、愛と勇気の物語。
内容説明
ベサニーは、フェレット海難救助隊の女性キャプテン。オウムやシープドッグやネズミ捕りの猫など、船をねぐらとする小さな生き物たちを、難破寸前の船から救出すべく懸命に働いています。なぜって、人間は彼らを捨て置いて、自分たちだけいち早く安全な場所へ逃げてしまうから。あなたには聞こえますか?荒れ狂う大海原で、小さな動物たちが、命の尊厳を高らかに謳いあげる声が。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fryingpan
2
翻訳も良いのかもしれない。流れるような優しい文章が、最初から最後まで沢山のメッセージを与えてくれました。自分の正義に照らし合わせて最善の行動をとろうとするフェレットたちに泣けます。2009/09/08
ちゃん
1
坂崎さんの表紙と「前足」、フェレットたちがみんな名前が「○○・フェレット」、小ネタたちに萌えました。文章はさすが、大人が読んでも十分含蓄があります。2009/10/04
すずき むつみ
0
前に読んだ本だけど、今朝四ツ谷で見た50cmのビルの隙間に減速なしで飛び込んでいった鳩に感され、バックの動物ものを読み返したくなった次第でございます。2016/07/15
nat0001
0
シリーズとおしての感想。 大人も子供、すべての人にオススメできる良本。 スピリチュアルな世界に満ちているが、わかりやすく書いている。(5巻は少し難しいか?) ページ数は短いが、内容はとても充実。 「フェレット物語」を、堪能できる読み手になっている自分は幸せだ。 読みやすさでは、2→3→1→4→5巻と進めていくのがいいかも。 2011/12/11
寧々子
0
子供にも大人にも読んで欲しい寓話でスピリチュアル系ですね。 人間の沿岸警備隊の基地の隣にフェレットの基地があるなんて、すごく優しい世界だなって思う。 べサニーの弟のヴィンセントが、お母さんに言われた言葉が私も好きです。 2008/02/17