狂気という隣人―精神科医の現場報告

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狂気という隣人―精神科医の現場報告

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104701018
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0095

内容説明

殺人に手を染めた触法精神障害者たちは、どのような生活を送り、その後、どう生きていくのか。警察から拒否され、病院をたらい回しにされた患者は、果たしてどう処置されるのか。そして治癒し社会復帰した者たちは、何故に、再び病院へと戻ることになるのか―。その「発症率」100人に1人!遮蔽されてきた、精神病棟の壮絶な現実を描く。

目次

第1章 もう一つのER
第2章 精神科救急の外国人
第3章 スキゾフレニック・キラー
第4章 殺戮する脳髄
第5章 幻聴と殺人
第6章 自殺クラブ
第7章 サイコティック・ジャンキー
第8章 保安病棟

著者等紹介

岩波明[イワナミアキラ]
1959年、横浜市生れ。東京大学医学部医学科卒。医学博士。精神保健指定医。都立松沢病院を始め、多くの精神科病棟で診療にあたる。東京大学医学部精神医学教室助教授を経て、2004年より藍野大学医療保健学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゃーこ

5
図書館本。10年ぐらい前に書かれた本だが、この頃より今の方がよりこのテーマ関連するニュースが世間を騒がせているように思う。さっと読めるけど、だから何という結論はない。2017/12/03

貧家ピー

3
東京・松沢病院での勤務経験を基に日本の精神医療の現場を描く。 受け入れの病院が少ない、夜間の受け入れの複雑さなど。 ネタが貴重なだけに、もう少し編集が良ければわかりやすかった。2005/03/17

mimm

2
都立松沢病院での体験を中心に、精神病に関しての社会や法、病院の問題点等を提起しています。一般の人と精神科医による精神病への理解のズレなども、いくつか有名小説などを例に取り、分かりやすく解説され、興味深い一冊でした。本書の半分以上を占める「触法精神障害者」(いわゆる殺人など、重大な犯罪を犯した精神病者)に関して、個人的に「人権派」と間逆の考えを持っているので…感想は封じておきます。2013/04/07

にゃん助

0
(。・・)ノ◇2013/07/24

わんこ

0
精神科という概念がよくわかります。2007/11/27

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