内容説明
私が遊んだバービーには、こんなドラマが隠されていた！世界一有名な小さな人形の世界は、こんなにも奥が深い。
目次
たたきたたいて鍛冶屋になる
バービーを洗う日
ｍａｄｅ ｉｎ Ｊａｐａｎ
フランク・ロイド・ライト風の家具
人間のよりも高価な服
創作「＃９８１ Ｂｕｓｙ Ｇａｌ」
パティ・デューク・ショー
ジャッキーの装い
髪色の形容
キディランドとワシントン・ハイツ〔ほか〕
著者等紹介
茅野裕城子［チノユキコ］
１９５５年東京生れ。青山学院大学フランス文学科卒。１９９５年、『韓素音の月』で第１９回すばる文学賞を受賞
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感想・レビュー
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小春
2
バービーのコレクターが多くいる事はしってましたが、自分は顔はバタ臭くてプロポーションもひどく人工的、かつ可動部もすくないし、なんでそんなに？と不思議でした。この本を読み、なるほど、ヴィンテージバービーに惹かれ、手元に置きたくなるのは、その時代を留めて眺めることができるという面があるんだなあ、と思ったのでした。2017/06/09
ぼの
2
母が持っていたバービー人形。「昔のは良くできてたのよ。」というのが口癖だった。その秘密がこの本にちゃんと書いてあった。戦後日本を巻き込みながら一つの人形が生まれる、もの凄いことだ。読んでいて楽しくなるし、昔のバービーを拝んでみたくもなる。著者のオークション話も面白い。英語ができれば、海外のネットオークションもできるのかと、目から鱗でした。2015/05/12
枯伍
1
良くも悪くもバービーコレクターのエッセイ本。当時の風俗や社会の雰囲気を感じる手がかりにはなるが、研究書やノンフィクションとはいいがたい（バブリーな妄想小説まである）。海外オークションの体験談は興味深い。開発・商品展開などについて知りたい人にはもっと他にいい本があると思うので、いくつか読んで他にもない？と思った人向けかなー2014/03/17
みずいろ
1
かわいい。何度もため息が出た。ステキな写真だけでなく製作側の本気も見えて、バービーの見方も変わる。60〜70年代のアメリカの女の子の服とか化粧ってほんとにかわいい。ＭＯＤ期のバービー、大人になったら所有してみたい…2011/03/26
