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内容説明
「私はつんのめるように生きてきた」―媚びない女優が、考え、感じてきたことのすべて。“カガ流”生き方。
目次
１ つんのめるように生きてきた（パリで感じた自由の風；“女優志願”になった日 ほか）
２ 人生の“風”は自分で起こす（恋する不良少女；自分と交わした約束 ほか）
３ いざとなったら、私がアルジ（「よしきた！」の心意気；西洋野菜・カガ ほか）
４ 私の精神を育ててくれたもの（父・明治生まれのダンディ；生意気少女時代 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしじ乃輔
10
友人、家族との関わり。仕事への意識。どれもテレビで見かける加賀さんの立ち姿を裏付ける自分への矜持を感じたエッセイ。天は二物以上を与えられ文章も上手く、少女時代は読書好きだったとのこと。自分に嘘をつかず生きるって難しく感じますが良い意味で自分を一番にできる頭の良い方という印象。ちょっと憧れます。2024/03/30
ジュースの素
9
加賀まりこの父親が素敵な人だった。モダンで、考え方もハイセンス。芸能人も多数出入りしていて、まりこの人生にも多く関わったはず。 時代もよかったけど、彼女のキラキラした生き方は今見ても輝いている。ハタチでパリに行き、向こうでも有名人と交流があったなど、眩しすぎる。やはり華があるなぁ、彼女。2017/06/15
桂世
5
安井かずみさんのことを加賀さんの側から読んで、せつなくなった。2015/03/14
eye
2
★★★再読、処分。 安井かずみを読んだのでこちらも。 やっぱりキモは60年代・野獣会、キャンティ、パリ。 もうどうしたってこの時代にこんな生活をしてたカッコよさは この人達じゃないと語れないのだ。 安井かずみについては「素敵の自転車操業」と辛辣ながらも その通りなんだろうなぁという表現も。 1冊通して読むと「チャキチャキのカッコイイ加賀まり子」に お腹いっぱいになるんだけど(笑) 結婚生活を含めた恋愛の話は可愛らしくて意外な一面も。 「恋の刻限」は必読！ 2011/10/20
madamYAEBA
1
チャーミングな人1位に選ばれた加賀まりこが何故チャーミングなのか？が知りたくて拝読。 変だと感じることにそれは変ですと声をあげるマリコ。 相手がどんなに大物女優でも関係なし。 即断即決の潔さ。 自分を信じ貫く覚悟のあるカッコイイ女の生き様が書かれてます！ マリコマインドに魅了され会っておしゃべりしてる気分になりました(﹡ˆᴗˆ﹡) そして、私もつかの間の女優気分を味わえた一冊♡2017/12/23
