内容説明
イケメン高校生の翔矢と雪乃、従姉妹の可奈子が謎のプロバイダに登録してから、次々と奇怪な事件が発生する。同級生の自殺、日本刀に取り憑かれる男、電源を切っても着信するケータイ、連続殺人、忍び寄る幽鬼の手。彼らが堕ちた魔界の連鎖とは?第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。
著者等紹介
誉田哲也[ホンダテツヤ]
1969年8月18日、東京生まれ。自営業
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感想・レビュー
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さなごん
30
あー怖かった。今よりも前の話だけど、でもやっぱり怖かった。グロさは他の作品読んできたから大したことないけどありえそうな話で怖い2015/11/21
*asami*
24
「携帯もパソコンも無料になる」と友人に勧められるまま謎のプロバイダに登録してからおかしな現象が起こるように…といったホラー。所々出てくるグロめの描写はキツかったが、先が気になり、早く寝なきゃ!と思いながらも読む手が止まらなかった。うまい話には裏があるよね〜。2015/04/15
mazda
24
これまで読んだ誉田さんの作品とは、少し路線が異なるものであった。ストーリーはよくできていると思うし、純粋に面白かった。肉体と精神が離れてしまうと、こんなことが起こるのかな、と思いながら読むことができた。2013/02/26
スケキヨ
20
「タダ程恐いものは無い」この一言に尽きます。『ホラーサスペンス大賞』とあったので「黒い家」(こっちは日本ホラー小説大賞)みたいなのを想像して読み進めましたが…こちらはSF要素が強いですね。どう話を収束させるか疑問でしたが、なるほどそう来たかって感じです。取りあえず?キレイに収まってくれて良かった。でもやっぱりグロかった。2010/07/21
ヒロくま
19
携帯電話やネット系のホラー、今ならスマホかiPhoneかな、ちょっと前にテレビを賑わせてた遠隔事件を思い出したりして、突飛なお話だったけど、ネット世界に潜んで悪さをするモノって居る気がする、と思った。2014/06/20