太陽と乙女

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  • サイズ B6判/ページ数 408p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104645053
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

デビューから14年、全エッセイを網羅したファン待望のエッセイ集がついに刊行!特別書下ろし「『森見登美彦日記』を読む」も収録。

内容説明

デビューから14年、初の決定版エッセイ集。特別書き下ろし「『森見登美彦日記』を読む」。本邦初公開「空転小説家」も収録!

目次

1 登美彦氏、読書する
2 登美彦氏、お気に入りを語る
3 登美彦氏、自著とその周辺
4 登美彦氏、ぶらぶらする
5 登美彦氏の日常
6 特別書き下ろし「森見登美彦日記」を読む
7 空転小説家
森見登美彦著作リスト

著者等紹介

森見登美彦[モリミトミヒコ]
1979年、奈良県生まれ。京都大学農学部大学院修士課程修了。2003年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、小説家デビュー。2007年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を、2010年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

317
森見登美彦は、新作中心に読んでいる作家です。小説は何作か読んでいますが、エッセイ・雑文は初読です。著者の人となりや創作の苦労が良く解る作品でした。著者のデビューのきっかけとなった日本ファンタジーノベル大賞の創設に私の勤務先が関わっていた事と私が面倒みている今年の京大卒の新入社員が著者と共通点がある事で、親近感が湧きました。2017/12/12

風眠

227
モリミーの本、大好きなはずなのに、正直ちょっと苦しかった。何でだろう・・・全っ然、入ってこない感じだったな。四畳半阿保大学生の話も、ぞくっとするようなシリアスな話も、ちょっと切ない感じの話も、ワンダーランドな京都の話も、竹林妄想エッセイも、大好きなはずなのに!そう言えば、まえがきに「寝る前にちょこちょこ読む系の本」って書いてあったな。そうか、私の読み方と言うか、このエッセイ集への向き合い方が間違っていたんだね。どうりでね、続けて読むとしんどくなるはずだよ。少し寝かせて次は、モリミー推奨の読み方でリベンジ!2018/02/10

hiro

179
2017年最後の読書は、紅白を横目にモリミー2冊目のエッセイ集を読了した。いつも生駒山から昇る朝日を見る大阪に住んでいるが、関西の馴染みの地名が次々と出てくるため、より親近感を持って読めた。直前にモリミーと同じく兼業作家から専業作家となった朝井リョウさんのエッセイ集『風と共にゆとりぬ』を読んでいたので、二人の小説の作風を頭に浮かべながら、ちょうど10歳違いの二人を、交流のある作家の違いや、専業作家になった状況等々を比較しながら読むことができた。連載中の『シャーロック・ホームズの凱旋』が待ち遠しい。2017/12/31

Makoto Yamamoto

164
寝床に入って読んで、それほど熱中せずにいつでも眠れる本を森見氏は狙ったとのことだったが、そんなことはなかった。 連載物のエッセーでもどんどん読んでしまう中毒症状を起こしてしまう。 著者の文が読みやすく、次読むときはベッドで読むことはしないでおこうと思う。 2020/01/27

nico🐬波待ち中

164
森見流「眠る前に読むべき本」。何度も出てくる奥様とのほのぼのとしたエピソードにニヤリとなる。奥様はあの「黒髪の乙女」のモデルだったりして…。森見さんが小説を書くために日記を書いたりメモしたりと意外とマメで感心した(しかも最初にメモに書いた言葉は「パンツ番長」…)。森見さんお得意の「四畳半」に対するアツい想いにも感涙。奈良の静寂な環境でスランプから見事に脱した森見さん。これからも机上での冒険を繰り広げてワクワクする小説を世に出していって欲しい。妄想に妄想を重ねた森見流「もう一つの京都」を楽しみに待ちたい。2018/01/20

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