GMO〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104616015
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

除草剤でも枯れないコーンや大豆。カレイの遺伝子を持つジャガイモ。しかし、それはほんの「序曲」に過ぎなかった―。“神の手”を自在に操る巨大企業とワインビジネスの闇、優雅なるセレブたちの光と翳、北米アナポリスの放火殺人と南米ボリヴィアの奥地。すべての仄かな点と線が結びついた時、醜悪なる「真実」が現れる。

著者等紹介

服部真澄[ハットリマスミ]
1961年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、編集制作会社勤務、フリー・エディターを経て作家に。95年、デビュー作『龍の契り』が直木賞候補となり、97年、第二作『鷲の驕り』で吉川英治文学新人賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tu-ta

2
図書館で「ご自由にお持ち帰りください」のコーナーにあった本。でも、けっこう面白い。ここに出てくる悪辣な企業のモデルはモンサントだろう。モンサントなら、こんなことをやりそうだという酷い所業がいくつも紹介される。事実かどうかはわからないけれども。2013/12/06

聖月

2
〇本書『GMO』は、遺伝子組み換え作物を題材にした小説である。評者としては、知の巨人、立花隆の論調に賛成で、遺伝子組み換え大豆とか別にいいんじゃない、消化すれば一緒なんだからといった立場だったのだが、本書を読むと、ムムム、ちょっと待てである。うなぎを食ったから体がクネクネなったりヌメヌメなったりするわけじゃないし、馬肉を食ったから足が速くなるわけでもないし、魚食ったから泳げるわけじゃない。しかしなあ…。2004/05/06

たかひー

1
★★★ ストーリーは興味深いのだが、テンポ良く読み進む事が出来ない。2014/12/18

y_septem

0
読了本の記録。 この本は確か買った

Kazuyuki Kuroki

0
遺伝子操作作物サスペンスってことで、勉強がてら読む。 面白いのか面白くないのか、よく分からない。魅力的なのは探偵アールかな。 主人公の、「隣の家に住む片腕の子供に肩入れする」動機がよくわかんなくて、はっきりいってキモい。 主人公が取る行動に、どうもいちいち説得力がないのだが……

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