迷宮百年の睡魔

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  • サイズ B6判/ページ数 505p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104610013
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

一夜にして森が消え、周囲が海になってしまった伝説の島イル・サン・ジャック。ミチルとロイディがこの島の宮殿モン・ロゼを訪れた夜、曼陀羅の中で首を落とされた僧侶の死体が見つかる。いったい誰が頭を持ち去ったのか。かつてある街の塔で出会った美しい女王と、ミチルの謎は解かれ、そして、新たな謎へと引き継がれていく…。

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
1957年、愛知県生まれ。某国立大学工学部助教授にしてミステリィ作家。1996年、『すべてがFになる』(第1回メフィスト賞受賞)でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

30
古代っぽい街での、ハイテクミステリィ。ヒューマノイドやクローンが登場。2017/09/13

らび

29
いつもだったらごっちゃになりそうなミチル・アキラ・ロイディの関係と、2つの事件の概要が意外とすんなり理解できた!奇跡だわ~(笑)ウォーカロンのまえにクローンの存在を噛ませたら馬鹿な私にも想像しやすかった。パトリシアを加えた一行の先が楽しみです。メグツシュカが四季なんでしょうか・・・?2016/07/30

Mzo

18
面白かったー。人間とは何か、生きるとは何かを問う素敵な作品だと思います。設定が100年後なのでSFめいているけれど、これは近未来に十分に起こり得ること。ある意味テクノロジーに対してドライに割りきりつつ、その上で示された「生きている」の意味に大いに納得。しかも、S&Mから各シリーズを通して読んできてる読者には、この光景は感動ものですよ。森博嗣のファンでよかったと心底思いました。ロイディかわいいね。2014/05/20

ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

13
読了。もうどっぷりと世界観に浸れた。この2ヶ月程度の間森博嗣をひたすら再読していたが、それもこの本で最後かな。ミチルとロイディの魅力的な会話に、モンサンミッシェルをイメージして構想されたイルサンジャックの街並み。蠱惑的なメグツシュカの存在。そう言えば、真賀田四季を少し言い換えるとメグツシュカになるんだよね。一番の見所はミチルの逃走シーンかな。ロイディとの掛け合いが最高。スズキユカ氏の漫画でイメージか出来上がっているから、なおさら面白かったのかも。2014/12/05

tokkun1002

11
M&R2冊目。2003年。前作に続き閉鎖された舞台で事件を追う。攻殻機動隊みたいだ。カオス。2017/05/24

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