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制服捜査

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  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104555048
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

警察官人生二十五年。不祥事をめぐる玉突き人事のあおりで、強行犯係の捜査員から一転、単身赴任の駐在勤務となった巡査部長の川久保。「犯罪発生率、管内最低」の健全な町で、川久保が目撃した荒廃の兆し、些細な出来事。嗅ぎつけた“過去の腐臭”とは…。捜査の第一線に加われない駐在警官の刑事魂が、よそ者を嫌う町の犯罪を暴いていく、本物の警察小説。

著者等紹介

佐々木譲[ササキジョウ]
1950年北海道生まれ。自動車メーカー勤務を経て、79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。90年『エトロフ発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞する。歴史小説も手がけ、2002年『武揚伝』で新田次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっこ

58
道警で刑事をしていた主人公が片田舎の駐在員として赴任。閉鎖的な町のしがらみ、捜査の中枢へ入れないもどかしさ、なかなか面白かったです。佐々木さんらしい作品だなと思いました。

ミーママ

52
図書館の本📚 久しぶりの佐々木作品。駐在さんの短編集。 凄く読みやすかった❗ はまりそう。 2020-62 2020/08/30

B-Beat

33
◎面白かった。主人公である駐在所警察官の孤軍奮闘する姿がこれまで読んだ警察小説の中で新鮮。北海道の人口数千の田舎町で起こった事件事故のエピソード。個人的には「割れガラス」と最終章の「仮装祭」がお気に入り。続編となる「暴雪圏」を早速図書館予約した。2012/05/24

藤枝梅安

33
北海道警の不祥事の後、大幅な人事異動が断行され、強行犯係の捜査員を長年務めてきた川久保は、北海道東部・志茂別駐在所勤務となり、札幌に妻と娘を残して単身赴任する。着任4日目の夜、町の防犯協会の会長・吉倉と、地域安全推進員、前の町議会議長の3人が駐在所を訪れ、無理やり勧められてコップ酒を1杯飲んだところに、電話が入る。町営墓地で誰かが騒いでいる、という通報だった。防犯協会会長の吉倉が途中から電話に出て、しばらく様子を見ればいい、という判断を通報者に伝える。吉倉は町の犯罪は自分が防止しているという自負がある。2010/11/17

かずよ

27
佐々木讓さんの小説初めてでしたが、面白かったです。こんなおまわりさんいてくれたらいいですね。2010/06/30

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