この世はウソでできている

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784104231096
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

健康診断を受けない方が長生き。外来種駆除はムダの極み。大麻取締法は天下の悪法──。TVでは放送されないホンマでっか!?な話。

TVでは放送されないホンマでっか!?な話。がん検診、禁煙外来、健康診断、国民皆年金制度、国民皆保険制度、青少年健全育成条例、ダイオキシン法、大麻取締法、大規模地震対策特措法、地球温暖化防止条約、レバ刺し規制……。現代社会は「健康のため」「安全のため」「環境のため」という大義名分を掲げて人びとをだましコントロールする法律や規則であふれている。

内容説明

がん検診も健康診断も受けない方が長生きする。外来種駆除活動なんてムダの極み。大麻取締法は天下の悪法である。etc.「健康のため」「安全のため」「環境のため」という名目を掲げ、ウソで現代人をコントロールするシステムの数々。TVでは放送されないホンマでっか!?な話。

目次

第1章 民主主義のウソ(「民主主義は人の自由を尊重する制度である」のウソ;「ダメ。ゼッタイ。」?大麻取り締まりのウソ ほか)
第2章 ウソの道具としての科学(「人の役に立つことで金儲け」から「人を脅かして金儲け」へ;インチキな科学的言説で人をだました典型例「ダイオキシン法」 ほか)
第3章 世界を動かすウソのからくり(ウソがホントを支配している貨幣経済;グローバル・キャピタリズムの源泉 ほか)
第4章 現代人はどんな「ウソ」にだまされるのか(他人をコントロールしたいという欲望の始まり;自己家畜化が進む現代人 ほか)

著者等紹介

池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年、東京都生まれ。東京都立大学大学院生物学専攻博士課程修了。生物学者。現在、早稲田大学国際教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

49
ここに書かれていることもウソなのでは?と思ってしまう意見もあり。色々な情報に惑わされることなく、自分自身で真実かウソか見極められる力が必要かな。2021/10/15

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

49
ホンマでっかテレビの出演者の池田清彦氏の本。人々がだまされるウソのほとんどは、健康、安全、環境がらみのものだという。確かに、人は良好な環境のもとで安全に健康に暮らしたいもの。だまされないためには、何がウソなのかばかりではなく、ウソの構造についても知ることが大事。「がん治療をめぐる言説のウソ」「健康調査や健康診断というおためごかし」「レバ刺し規制のウソ」「外来種が日本固有の在来種を滅ぼしているというウソ」などが興味深かった。2019/08/21

wanichan

34
すべての項目に賛同できるわけではないが、情報を鵜呑みにせず、自分でその背後の仕組みを知ること、自分の考えを持つことが重要だと気づかせる本。ウソとまではいかなくても、利権が絡んでいたり、スポンサー主義のメディアの情報で溢れている中から、正しい情報を仕入れることの難しさも痛感。身近な健康ビジネスには惑わされないようにしないと。2014/01/19

魚京童!

27
できているからなんなんでしょうね? 2014/07/01

tetsu

25
★5 分かりやすく明快。いちいち納得。 生物学者は、この池田清彦といい養老孟司といい、利権が絡まないだけに本質を突いたいい話をする。 「健康のため」「安全のため」「環境のため」という名目で不安をあおり法律を作り税金を投入する。なかなかこの仕組みはよくできている。騙されないように気を付けましょう。 2016/12/20

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