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ほんとうの環境問題

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784104231041
  • NDC分類 519
  • Cコード C0095

内容説明

「地球温暖化を防止しよう」だって?そんな瑣末なことは、どうでもいい。大事な「問題」は、別にある。環境問題の本質を突く、緊急提言。

目次

1 環境について、ほんとうに考えるべきこと
2 環境問題の錯覚(何が「環境」の「問題」なのか;身の回りの環境問題―ゴミとリサイクルをめぐる誤謬;ほんとうの環境問題―エネルギーと食料;環境問題は「人間の問題」である―人口問題のジレンマ;地球温暖化の何が問題か)
3 「環境問題」という問題(政治的な「地球温暖化」論;エネルギーと文明の関係;生きる道)

著者等紹介

池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年、東京都足立区生まれ。東京都立大学大学院生物学専攻博士課程修了。現在、早稲田大学国際教養学部教授

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年、東京大学医学部教授を退官し、同大学名誉教授に。1989年、『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

21
やはり自分の頭で物事を考えないと議論は発展しないということを感じました。環境問題だけでなく様々な問題の対策はその場しのぎのように思いました。対談の部分が良かったです。2022/01/10

遅筆堂

21
養老孟司の「新潮社もこんな本を出して、どういうつもりなんだろうなあ。」という後書きが面白い。確かに、武田邦彦みたいに無茶苦茶なところがあるが、適当に読み流せば楽しい。聞き心地がいいのだ。物事は、原点に戻って単純に考えることが大切だと思うのだけれど、それを地でいっている感じ。こうやって単純に切り分けでそれを持って自分の意見を持つことが必要なんだろうな。2011/10/17

aisapia

18
結構読むのに時間がかかってしまいました。確かに!と思うところもあり、そうなの?と思うところもあり、自分の知らなかった考え方にも触れられたのは勉強になりました。これからはエネルギーに対してペイするの?など頭に置いて環境問題の話を聞いていこうと思った。最初はこのお二人は温暖化について問題だと考えてない人なのか!と思ったけど、やるならやるでやり方を、本質を考えろって、意味不明な対策にはうんざりってだけなんだって最後まで読んだら思いました。物事は本質を考えないとやっぱりダメだよね。うん。2021/01/17

Sakie

16
池田氏の散文の後に、養老先生との対談がある形式。氏の持論はトンデモに聞こえるが、いわゆる温暖化や廃棄物問題にしても、再考の価値が多々ある。つまり、省エネや新しい消費材の普及を国連及び政府が号令することにより、世界各国営利企業が開発を競い、無駄な購買を煽るなど確かにあるからだ。しかし、読み手に対する敬意が決定的に足りない。例えば殺処分される犬を廃犬と呼び、殺処分するくらいなら食料自給率を上げるために食べたらどうだなど、表現が乱暴で到底受け入れられない。知性の下品な発露と呼びたい。真剣に読む気が削がれて残念。2018/03/30

すぱちゃん@しばらく低浮上になりますが、元気です

15
環境問題についてはデマを含め、間違った理屈が結構まかり通っている。例えば、温暖化だ。二酸化炭素の排出量のせいだとされている。確かに二酸化炭素量が増えれば気温は上昇する。しかし、実際は利権の話。広瀬隆も述べていたが、二酸化炭素が温暖化の原因としたのは、原発推進派だ。実際は太陽黒点、太陽の活動のほうが関係性は高いかも知れない。ペットボトルもリサイクルするより生ゴミと一緒に燃やしたほうがエコだと言う。今、生ゴミは重油をかけて燃やしている。人口ももう少し少なくとも良いだろう。2020/03/15

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