内容説明
たどり着きたいところがどこなのかわからずに漂っている―そんなあなたをわたしは愛す。はじめての物語集、静かに明るい16篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽん
8
私の大好きな空気の本でした。「若草のつむじ」「草むらの中 星が出て」「ウエタミ」が特に好きです。銀色さんの伝えたいことが、短い作品の中にぎゅっと詰め込まれていて、ものすごい充実感を味わいながら読みました。この人の言いたいこの世の真理や幸せの感じ方みたいなものが、自分ととても合っていてうれしかったです。2015/12/03
しまちゃん
5
16話の短編集。感性で読むといいのかな。自分にはまだ開花していない部分に触れられた感じで、まだ分かっていない事も多いですが、心地よい。2017/05/05
totoko
1
十数年ぶりに再読。すっかり内容を忘れてました。読みやすく、一気に読了。 表題の入った『夕方らせんに住む人々』の表現がとてもきれいでした。2015/06/16
紅生姜
1
たどり着きたいところがどこなのかわからずに漂っている―そんなあなたをわたしは愛す。はじめての物語集、静かに明るい16篇。2011/03/29
ろびん
0
★★★★☆