内容説明
里山をめぐる豊かな生命のいとなみを、ワイドな写真と文章で辿る、今森光彦の最高傑作。第20回木村伊兵衛賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オサム兄ぃ
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昆虫写真で人気の今森光彦氏の代表作にして、木村伊兵衛賞受賞の写真集。琵琶湖周辺の里山が実に美しく活写されている。クローズアップの昆虫写真には神々しささえ感じる。また自然への愛に溢れた著者の文章も味わい深い。2013/02/26
Koki Miyachi
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琵琶湖周辺の里山を撮った作品集。世界昆虫記と同じく、人の文化と自然、動物の生態をリアルに、驚きの近さで生き生きと写し撮った名作。 世界昆虫記と共に第20回(1994年度)木村伊兵衛写真賞受賞。2013/11/24
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
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☆×5.0…写真が実にリアル。そのかわり本そのものも大変に大きい(笑)特に目を見張るものがあるのは虫の写真。苦手な人は苦手でしょうが蛾の幼虫の写真は目の前にいるのではないかと錯覚させられました。そしてよき時代を匂わせる素敵な写真集でした。2010/06/01