内容説明
安全なお米はアイガモが慈しみ、水俣の再生は美しい水がつなぎ、おいしい牡蛎は森から生まれ、身体に効く食卓は笑顔が創る。食の生まれ故郷を探訪し、元気の源を爽快な筆致で教えてくれる、『スローフードな人生!』に続く、食をめぐるノンフィクション。
目次
第1章 人類が初体験する食卓の異変
第2章 種から考えた大根
第3章 アイガモと共に育つ米
第4章 豆腐は豆が命です
第5章 牡蛎が見上げた森
第6章 牛をめぐる冒険
第7章 水がつなげるもの
第8章 身体に効く食べもの
第9章 土から離れた不安
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きりみどりぴょん
2
そんなに直ぐに食生活を変えられないから、まず良い調味料を使ってみることに決めた。2010/12/14
くだみ
1
毎日自分が食べている物、それがどこでどう作られているのかを考えるようになった。食への意識が変わった。2020/07/25
サクラ青木
0
日本の現実を知るには多方面から攻めて学ばないと本当の事は知る事が出来ない。著者の「現地へ行き空気に触れて現地の状況を知る」行動力に脱帽。練馬大根たべてみたくなったし、豆腐屋わたなべのこだわり豆腐も食べてみたい。生産者のバックグラウンドを知り、生産者が愛情込めて作った作物が好きになり、継続してファンになる。ただ安いだけの怪しい作物ではなく、自分で本当に美味しい食べ物を選んで、満足のいく食生活を営みたいと思った。2012/10/29
Yuuki Satou
0
スローフードを知ってから初めて手にした本。日本人がどれだけ食に対していい加減かわかり反省させられた一冊である
Shinya Kusakabe
0
「地元学は、むしろ哲学かな」』どす。2012/01/25