勝っても負けても―41歳からの哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104001071
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0010

内容説明

人生とは何か。大切なのは、結婚?お金?名声?出世?生きる意味を問い直す、大人のための考えるヒント。

目次

第1章 哲学にも用はある(御挨拶;パソコンに罪はない ほか)
第2章 政治に何を求めているの(殿下の人権;失礼な少子化問題 ほか)
第3章 老賢者になりたい(年をとるなら;働かざる者食うべからず ほか)
第4章 宗教はウソなのかしら(世は不思議;愛犬その後 ほか)
第5章 日々のことを考える(暑さ雑感;純愛がしたい ほか)

著者等紹介

池田晶子[イケダアキコ]
1960年東京生まれ。文筆家。慶応大学文学部哲学科卒業。専門用語を使わず、哲学するとはどういうことかを日常の言葉で語ることに定評がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

46
一貫して考えること、言葉の重要性を唱えている作者の言葉は奥が深い内容である。2015/05/18

みねたか@

24
週刊新潮連載コラム。あきれるほど理屈っぽい。なぜ,どうしてと問を突き詰めてくる。怖い人だ。でも「人々が熱くなっているときに、水をかける人が1人ぐらいいたほうがいい」なんて舌を出したり,「愛犬が箱根で狛犬をしておりますもので」と宇宙の神秘に思いをはせたりするチャーミングさも併せ持っている。何よりも感心するのは,文章をものすことを生業としているというプロ意識の高さだ。短いコラムの最後には磨き抜かれたフレーズが準備されている。こちらはそこで瞠目し揺さぶられ,そして内省の旅に出る。2019/04/09

抹茶モナカ

21
『41歳からの哲学』の続編。週刊誌に連載された哲学コラム。時事ネタを絡めて、池田さんの独自の思索が展開される。言葉や物語についての思索が、ハッとさせる。平易な言葉で、身近なところから疑う。44歳の頃の仕事との事で、自分も池田さんがこのコラムを書いた年齢に差し掛かり、やはり、哲学を職業にする方と自分の違いを感じた。簡単なところから離陸する、その高度が僕みたいのとは全然違う。2018/02/05

nakmas

12
流し読みだったが、とても示唆に富んでいる。 パンタレイ、万物流転、金は天下の回りもの。。 2018/09/15

黒頭巾ちゃん

9
▼本当の快楽は、快楽も苦痛も同じ固有の現象だと醜い現象に左右されない賢い人間になること▼言葉は価値で命▼人前で言うことは覚悟のある言葉▼メディアは人間の品性を卑しくする。事故中継は不幸をメシの種にしている▼まず自分にならなければ人生は始まらない▼2021/08/17

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