内容説明
あのころだれも死ななかった。ラララおれ死のうかな。成就しない愛の物語が連打されるなか、あぶくのようにあらわれては消えてゆく、巨乳軍曹、野良猫デカ、アダムとイブとポチand伝書鳩サム…。伝説の傑作小説『ラブリィ』から10年。37の断章が奏でるメロウで残酷なラヴソング。第14回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。
著者等紹介
田口賢司[タグチケンジ]
1961年岐阜県生まれ。同志社大学文学部卒業。テレビマンユニオン第八期メンバーを経て、現在、(株)ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティングC.C.P.(チーフ・クリエイティヴ・プロデューサー)。欧州から南米、Jリーグにいたる各国のサッカー中継、国内外のラグビー中継、「Foot!」「フットボール・アンチクライマックス」等のオリジナル番組を統括する
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感想・レビュー
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昼と夜
14
なんだろう…この深夜に放映される懐かし映画感。。2012/11/18
s_i
1
読むたびに年を取りますね2014/12/16
justdon'taskmewhatitwas
1
かつて海を渡って上陸して来た色々の死やら暴力やら恋愛やらがこの地の湿気にヤラレて失速してしまう中、カラカラに乾いたまま逃げ切った、古本で500円。2014/03/29
sakauenakano
0
高橋源一郎の初期作品の影響を強く感じる、シュールで詩的な群像劇。 「心の底から尊いラブを感じた。死ぬな。殺すな。ファックしたい」2013/07/19
imo
0
エルヴィス・プレスリーの顎。2012/12/05