内容説明
デヴィッド・リンチの『ワイルド・アット・ハート』から闇という闇をぬぐいさったら?そんな白痴的な光の世界がここにはある。ヘヴィメタルな真夏の太陽の下、光の彼方へ駆け抜ける世紀末の最強ロード・ノヴェル登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sakauenakano
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脈絡なく繰り返される気取った会話と性的ジョーク。過剰なまでのナンセンス。「シックスティーンってリアルってものにはこだわらない。大切なのは、しょぼいソウルに目一杯まぼろしを吹き込むことさ」わかる気もするけど。2013/07/19
hiratax
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(20060525)なおも青春小説。カタカナの名前を使って日本を離れず、イヤミな海外志向にもならない。塩梅がちょうどよい。アメリカの影はある。これって村上春樹文体への批評では? アメリカかぶれでありながら日本的情緒に溢れてる世界への嫌悪感は示されているような。2006/05/25
なかち
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ブラジルとチワワ。スペクトラム5。ヘヴィ・メタルな真夏の太陽。それってなぞなぞ?それともサイエンス?。悪魔「ちょっとききたいことあるんだけどこの辺にデニーズないかな」。おれのサボテン、見たくないかい?。ミッキー「ガールフレンドがネズミだなんて、考えただけでうんざりするよ」。耳かきのサウンド。カーラジオのDJ。しあわせなくちびるはキスのかたち。日なたぼっこしてるバターみたいな気持ち。世界でいちばんキュートなおしゃべりさん。やさしい言葉をいっぱいささやきあいながら思いやりのあるファックをした。2012/08/22
ぬまけん
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C2022/10/05