バカでもわかる思想入門

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103909101
  • NDC分類 104
  • Cコード C0095

出版社内容情報

大思想家たちもみんな同じ人間だった!
借金だらけの論争家だったマルクス、同性愛者・プラトン、初めて公然と妻帯した僧侶・親鸞、狂気の人・ニーチェのヒドイ人生・・・だからこそ、その思想は偉大なのだ!万巻の書のエッセンスを1冊に集約し、笑いながら学べる入門篇。

内容説明

万巻の書のエッセンスを1冊の本に集約し、世界を代表する12の思想がらくらくと知ったかぶりできる決定版。

目次

マルクス『資本論』―共産主義という怪物を作った男篇
孫子『孫子』―ナポレオン、武田信玄、東郷平八郎…将軍たちの愛読書を教えて篇
プラトン『饗宴』―ホモから発して真実(イデア)に至る篇
親鸞『歎異抄』―悪人だからこそ往生できるの?篇
ルソー『エミール』―自由放任こそ真の教育だとさ篇
孟子『孟子』―吉田松陰が傾倒した過激思想家篇
ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』―資本主義を延命させた策士篇
新渡戸稲造『武士道』―サムライもアメリカからの輸入品ですか篇
フロイト『夢判断』―人はみんな、無意識ではセックスのことしか考えていない篇
世阿弥『風姿花伝』―「秘すれば花なり」篇
ニーチェ『ツァラトゥストラ』―「神は死んだ」ってどういうこと?篇
ハイデッガー『存在と時間』―アウシュビッツとブロイラーは同じだ篇

著者等紹介

福田和也[フクダカズヤ]
1960年東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。同大学院修士課程修了。慶應義塾大学環境情報学部教授。93年、『日本の家郷』(新潮社)により、第六回三島由紀夫賞を受賞、『甘美な人生』(ちくま学芸文庫)で平林たい子文学賞、『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』(文春文庫)で山本七平賞を受賞。現在、柳美里、坪内祐三、リリー・フランキー氏とともに『en‐taxi』(扶桑社)を創刊し、責任編集をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イノ

14
ちょっと前に近代思想読んでさっぱり分からなかったんで、 敷居をおもいっきり下げてみた。  会話形式で12人の偉人を紹介するんだけど、灰汁が強く下品なキャラクター達の合間に人物のエピソードが数点あるだけでかなり薄い内容。 思っていたのとはかなり違った。   一応ブックガイドも付いているので興味を持ったらさらに踏み込んでいくことも出来る。 軽い気持ちできっかけとして読むならいいと思う。 2016/06/30

ophiuchi

3
編集者のキャラを無理に仕立てたり、面白くないギャグ(一度も笑えなかった)をやたら入れたりして内容を薄める必要があったのでしょうか?2011/06/14

snow peak

2
思想入門書としてハードルを下げているのはよく分かるが、如何せん言葉遣いが乱暴過ぎる。もう少しなんとか成らなかったのかなぁ。ただ、マルクスや親鸞、孟子など勉強に為りました。2018/04/20

toon

2
自分用メモ:おばさん並になにもわからなくてなんとなくショックだったけど…少し賢くなったような気分になれた。会話メインで小難しくなくてド素人には読みやすかった。流石、入門書です。2013/10/03

かや

2
プラトン篇が一番面白かったと思います。にしても、私の中でオバさん像がうまくつかめない…。2010/08/13

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