出版社内容情報
大思想家たちもみんな同じ人間だった!
借金だらけの論争家だったマルクス、同性愛者・プラトン、初めて公然と妻帯した僧侶・親鸞、狂気の人・ニーチェのヒドイ人生・・・だからこそ、その思想は偉大なのだ!万巻の書のエッセンスを1冊に集約し、笑いながら学べる入門篇。
内容説明
万巻の書のエッセンスを1冊の本に集約し、世界を代表する12の思想がらくらくと知ったかぶりできる決定版。
目次
マルクス『資本論』―共産主義という怪物を作った男篇
孫子『孫子』―ナポレオン、武田信玄、東郷平八郎…将軍たちの愛読書を教えて篇
プラトン『饗宴』―ホモから発して真実(イデア)に至る篇
親鸞『歎異抄』―悪人だからこそ往生できるの?篇
ルソー『エミール』―自由放任こそ真の教育だとさ篇
孟子『孟子』―吉田松陰が傾倒した過激思想家篇
ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』―資本主義を延命させた策士篇
新渡戸稲造『武士道』―サムライもアメリカからの輸入品ですか篇
フロイト『夢判断』―人はみんな、無意識ではセックスのことしか考えていない篇
世阿弥『風姿花伝』―「秘すれば花なり」篇
ニーチェ『ツァラトゥストラ』―「神は死んだ」ってどういうこと?篇
ハイデッガー『存在と時間』―アウシュビッツとブロイラーは同じだ篇
著者等紹介
福田和也[フクダカズヤ]
1960年東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。同大学院修士課程修了。慶應義塾大学環境情報学部教授。93年、『日本の家郷』(新潮社)により、第六回三島由紀夫賞を受賞、『甘美な人生』(ちくま学芸文庫)で平林たい子文学賞、『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』(文春文庫)で山本七平賞を受賞。現在、柳美里、坪内祐三、リリー・フランキー氏とともに『en‐taxi』(扶桑社)を創刊し、責任編集をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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