家族の昭和

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103876045
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

暗い夜も、にぎわっていた茶の間。あの「家族」たちはどこへいったのか――。
向田邦子『父の詫び状』、吉野源三郎『君たちはどう生きるか』、幸田文『流れる』、そして鎌田敏夫『金曜日の妻たちへ』……。家族が寄り集まっていた茶の間から、一人去り、二人去り、そしてついに誰もいなくなったのが昭和という時代だった。戦前・戦中・戦後、さらにバブル期へ。「家族」を切断面に見た、「昭和期日本」の姿。

内容説明

にぎやかだった茶の間。あの「家族」たちは、どこへ行ったのか―。向田邦子、吉野源三郎、幸田文、そして「金曜日の妻たちへ」…。「家族」の変遷から見た「昭和」の姿。

目次

1 「戦前」の夜―向田邦子『父の詫び状』と吉野源三郎『君たちはどう生きるか』(平伏する父;稼ぐ娘;ふたつの家の「家長」 ほか)
2 女性シングルの昭和戦後―幸田文『流れる』ほか(女だけの家;向島の生家;「おとうと」をなくした人 ほか)
3 退屈と「回想」―鎌田敏夫「金曜日の妻たちへ」ほか(「妻たち」の昭和末;「回想」する彼ら;「回想」しない彼ら ほか)
家族のいない茶の間

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