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アイズ

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103786085
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

誰かが私の「過去」を覗いている!いや違う、「過去」が私を覗いているのか―。新築アパートで毎夜起こる怪現象、抱いた女の湿っぽい匂いの秘密、ドアにマーキングされる謎の文字、運転中の携帯電話から聞こえた何かが衝突する音…。過去の因縁が現実に繋がり、震え上がるような恐怖を体験させる超・恐怖小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とくけんちょ

25
リングでおなじみの作者によるホラー短編集。とはいっても、あまり怖くはありません。どちらかといえば、日常の中に潜む複雑怪奇な物語。不幸な結末もあったり、そうじゃない結末もあったり。怖いというか不思議、世にも不思議な物語のような感じであった。リングシリーズでも感じたが、この作者の文章の取り回しや言葉選びに知的な印象を受ける。その点では、好みの文体ではある。2018/07/04

うさっち

22
映画化されるということで読んでみましたが、まさか短編だったとは…。怖いというよりは怪談のような不気味さが残ります。本編よりもあとがきの方が怖かったんですけど(笑)2015/06/16

Yuri

10
長く積んでた本を消化しましょう企画。短編なので、読みやすくて、カテゴリー的にはホラーなのかもしれないのですが、そんなに怖さもなく。『タクシー』とか、割と好きです。2019/11/01

さき

5
ぞわぞわっとする短編集。あとがきも面白かった。“ときとして、世界は、整合性のないシーンを垣間見せてくれる。五感を研ぎ澄ませて見渡せば、それが見えてくるはずだ。”そんな日常の中の説明できない不可思議さを小説や映画にするからぞっとするんだな。2017/03/31

zanta

5
どれも怖い。好きなのは「しるし」。感心といっていいのか、考えさせられるのはΓ櫓」。「タクシー」もいいな。自分は霊感はない。だから平気で生きていられるのかな、と思うが。あとがきが一番ぞっとした。この時代に生きていること、それ自体縁だな。生まれてきた不思議さ、生きている不思議さ。いまここにいる不思議さ。鬱になっている場合ではない。2013/06/03

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