内容説明
40歳を過ぎて、スズキさんははじめて休暇をとった。その朝届いた一冊の古本『ドン・キホーテ』。差出人の名前は奇妙に甘く懐しく、スズキさんは20年前の時間旅行へと旅立った…。一点突破全面展開を期す、優しく過激なファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
1
連休の始めに息子を親に預けに行くはずが、何故かどんどん北へ。いつもここではない何処かへ逃避したい自分にはすごく羨ましく感じました。2018/10/17
めめたそ
1
借り本。なんていうか、バブリーな感じと、全共闘な感じが時代を感じさせる一冊。90年代前半って、まだこういうことがリアルな時代だったんだな、と。2010/09/19
Davitang
0
二玄社『NAVI』の二代目編集長鈴木のこっ禿げが調子に乗りすぎて挙げ句、新潮社でよりプチブル振りを発揮するきっかけになった。国営放送でドラマにまでなったのは豆。矢作俊彦の文体がチャーリー・ブラウンやピーナッツの仲間達を意識的に真似ているのはご愛嬌。全共闘世代を総括的に描いたとの書評があるが、時代をさっくり切り出しているルポだと思えば楽しめるだろうよ。
4k
0
今ひとつピンとこないまま読み続けてラストのほうで唖然と。こうきたか。2010/03/01
hisajun
0
☆☆☆★★2009/11/18