陋巷に在り〈6〉劇の巻

陋巷に在り〈6〉劇の巻

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103751090
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

瀕死の状態になってゆく美少女を救うために、ともに故郷へ帰り、南方の医学を学ぼうと決意する顔回。物狂いの様相を呈する費の奇襲攻撃に驚愕する孔子。顔回の動揺と孔子の活躍。古代中国のシャーマンたち、孔子とその弟子たちを鮮やかに描く、超大作歴史小説。中島敦記念賞受賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mzo

8
費城攻防戦、の筈が、何故か魯城攻防戦。経緯がいろいろ凄いのだが、孔子の戦闘力の高さが凄すぎて、ちょっと笑ってしまう。全然そんなイメージなかった…。今回は、主人公もちょっと出てきます(笑)。2024/03/03

p.p.

2
妤は顔回に止められ、中心を失った騒擾は収まるが、妤は治療を必要としていた。語録は妤を伴い尼丘山へ。一方費城攻略戦はというと、悪悦の謀により孔子の名を騙って公山不狃の両親が殺され、怒り狂った公山は費城から打って出た。子路の目論見違いと指揮力不足が重なり、費軍は圧倒的大兵を有する魯軍を破り魯城へ到達。季孫家の邸に逃げた定公と三桓子、孔子を追い詰めたが、孔子によって公山の憑き物が落ち、兵力も失っていた費軍は逃げ落ち、斉へ亡命した。孔子の意外な武が印象的な巻であるが、残る成城攻略には暗雲が立ち込める。2011/05/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/490159
  • ご注意事項