今さらながら―大遺言書

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103545040
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0095

内容説明

これぞ「歳月」が生みだした永遠の物語。名優の語りに懐深く入り込み、軽妙な文章として躍らせた聞き書きエッセイ。

目次

有名、無名
はじめに芝居ありき
陋巷に窮死す
私も難民だった
日本語と漢詩
森繁映画祭
ズッチャウ
本音
ただいま
大手前高等女学校〔ほか〕

著者等紹介

森繁久弥[モリシゲヒサヤ]
1913(大正2)年大阪・枚方市生れ。36年早稲田大学在学中より演劇活動に入り、中退後、東宝劇団を経て満州新京放送局(NHK)アナウンサーの職に就く。戦後は舞台を皮切りに放送、映画、演劇の各方面で活躍。出演映画は300本を超える。67年から86年まで900回の公演を重ねた舞台「屋根の上のヴァイオリン弾き」などで芸術選奨文部大臣賞を受賞した他、数多くの演劇賞を受賞する。紺綬褒章(64年)、紫綬褒章(75年)、文化功労者(84年)、勲二等瑞宝章(87年)、文化勲章(91年)を受章、97年に東京名誉都民となる

久世光彦[クゼテルヒコ]
1935(昭和10)年東京生れ。東京大学文学部卒業後、TBSを経てテレビ番組制作会社を設立する。64年にドラマ「七人の孫」を手がけたことにより森繁氏との交流が始まる。92年「女正月」の演出により芸術選奨文部大臣賞受賞。その他エッセイ、小説の分野でも、93年『蝶とヒットラー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、94年『一九三四年冬―乱歩』で山本周五郎賞、97年『聖なる春』で芸術選奨文部大臣賞、01年『蕭々館日録』で泉鏡花文学賞を受賞。98年紫綬褒章受章
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