星夜航行〈上巻〉

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星夜航行〈上巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 533p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103519416
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

罪なくして徳川家を追われ、秀吉の天下統一と朝鮮出兵の暴挙に翻弄されながら屈しなかった男。一生に一度出会えるかどうかの大傑作。その男は決して屈しなかった。人が一生に一度出会えるかどうかの大傑作。徳川家に取り立てられるも、罪なくして徳川家を追われた沢瀬甚五郎は堺、薩摩、博多、呂宋の地を転々とする。海外交易の隆盛、秀吉の天下統一の激動の時代の波に飲まれ、やがて朝鮮出兵の暴挙が甚五郎の身にも襲いかかる。史料の中に埋もれていた実在の人物を掘り起こし、刊行までに九年の歳月を費やした著者最高傑作の誕生。

飯嶋 和一[イイジマ カズイチ]
著・文・その他

内容説明

三河を二分した内乱の時、父が徳川家に弓を引いたため、逆臣の遺児として農村に逼塞していた沢瀬甚五郎は、祖父より剣や騎馬術、鉄砲術などを叩き込まれていた。傑出したその才覚は家康家臣の知るところとなり、嫡男、徳川三郎信康の小姓衆に取り立てられた。かつてない骨太な主人公と激動の時代!九年かけて書き上げた歴史巨篇。

著者等紹介

飯嶋和一[イイジマカズイチ]
1952年、山形県生まれ。1983年『プロミスト・ランド』で小説現代新人賞。1988年『汝ふたたび故郷へ帰れず』で文藝賞。2000年『始祖鳥記』で中山義秀文学賞。2008年『出星前夜』で大佛次郎賞。2016年『狗賓童子の島』で司馬遼太郎賞を受賞。「飯嶋和一にハズレ作なし」と言われ、いずれの著書も高い評価を受け、熱い支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

188
『狗賓童子の島』に続いて、飯嶋 和一2作目です。著者の歴史巨編、頁数が多いだけでなく、文字の密度が濃く詰まっています。沢瀬甚五郎が主人公ということで良いのでしょうか?続いて下巻へ。トータルの感想は、下巻読了後に。2018/09/04

ケイ

126
沢瀬甚五郎。祖父が家康への内乱に参加したため、不遇の子供時代を送るが、馬の世話に優れ、家康の長男の家来の一人に取り立てられる。まずは、武田勝頼対徳川信康で活躍するも、父家康の命で信康は自害。その後、堺へ渡るが、彼の才を欲しがる人は絶えず。秀吉の行動を通じて、キリシタンとの戦い、朝鮮出兵などが描かれる。主役は甚五郎であろうが、起こる出来事の主要人物が、信康、家康、秀吉と変わっていくので、歴史の視点として面白いが、時に主人公の甚五郎が歴史的出来事の間に埋もれている。2018/11/03

初美マリン

121
歴史小説として素晴らしい!丁寧で、なお見開きの感がある。嫡男を家康が死に追いやったのも家康が考えたとか、今までは信長に言われてと思っていた、秀吉の朝鮮出兵についてこれ程丁寧によんだことなかった。2020/05/24

ハイランド

89
逆臣の子として育った沢瀬甚五郎が、その才を見出され徳川家の嫡男三郎信康の小姓に取り立てられるが、武田との内通を疑われ信康は自刃。再び浪々の身となった甚五郎は、縁あって海商の道を歩む。日本統一を果たし、肥大化した全能感に任せ、朝鮮そして明への進出をもくろむ秀吉。戦を避けようと詐術を尽くす小西行長。博多の地で混乱と悲惨を目の当たりにする甚五郎。久しぶりの飯嶋歴史巨編。丁寧な描写、テンポ良いストーリー展開に後編が楽しみ。信康自刃、小西行長の二枚舌、秀吉の朝鮮侵攻等、歴史の謎が解けていく快感。飯嶋和一に外れなし!2018/09/28

のぶ

81
まだ上巻を読む限りだが、時代は戦国の真っただ中。そんな渦中に、父が家康に弓を引いたため、農村暮らしを余儀なくされた沢瀬甚五郎という無名の人物を主人公に据え、戦国の世を語っていく。極端に会話文の少ない文章で、上巻では各大名間の争いを描いている。やがて時代は、秀吉が天下統一を成し遂げる時代の波にのまれていき、それに翻弄されるように各地を転々とする。当時の史実が良く分かり登場人物がすごく多い。この先甚五郎にどんな運命が待っているのか?感想は下巻で。2018/08/12

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