世界のへんな肉

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103504719
  • NDC分類 596.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

かわいいあいつも、食べるとおいしい? 100以上の地域を訪ねた著者が動物たちとの出会いとその味を綴る、ほんわか珍肉エッセイ。かわいいあいつも、食べるとおいしい。怒ると「臭い」ラクダやリャマ、おねだり下手なイグアナ、突然キレるワニ。そんな動物たちを……ええっ、食べちゃうの!? 白子のようにふわふわなヒツジの脳みそ、コラーゲンたっぷりのアルマジロ、舌の上でとろけるトナカイ――世界100以上の地域を訪ねた著者が、動物たちとの出会いとその意外な味を綴るエッセイ集。

白石 あづさ[シライシ アヅサ]

内容説明

世界100以上の地域を訪ねた著者が、動物たちとの出会いとその意外な味を綴る、ほんわか珍肉エッセイ集。

目次

ユーラシア篇
アフリカ篇
中南米篇
ヨーロッパ篇
アジア篇
日本篇

著者等紹介

白石あづさ[シライシアズサ]
日本大学芸術学部美術学科卒業。地域紙の記者を経て、約3年の世界放浪へと旅立つ。帰国後はフリーライターとして旅行雑誌、グルメ雑誌等に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

80
世界各国で珍しい動物を食べた話。エッセイ。いわゆるゲテモノぽくなくて「食べてみたかったの」「美味しそうと期待したけどそうでもなかったの」「意外といけたの」みたいなユルイ食レポだったので安心して読める。▽ウガンダの孤島で食べ損ねたウサギの話がめちゃ笑えた。実際はだいぶ苦労やサバイバルがあったのだろうが、それを感じさせない明るい口調で、読んでる自分もなんだか旅行に行ってみたい気分になった。著者の行動力とバイタリティに脱帽する。2016年刊2021/06/18

けんとまん1007

66
肉をメインテーマ(?)にした文化論ルポルタージュかなあ~。そこに住む人たちの姿も、微笑ましい。郷に入っては郷に従え・・とは、このこと。食は、文化・歴史によるものが大きいと思うし、それがハードルにもなる。しかし、食べてみないことにはわからない。発見がそこにある。今、食べているものを最初に食べた人の勇気を思い浮かべる。2022/05/25

あも

59
心身共にヘタリ気味で小説がっつり読む気力がないので趣向を変えて……ふと思い立ち世界一周。現在はフリーライターな白石氏が世界中で食べた"へんな肉"を綴る旅行記エッセイ。インドでも牛が食べられる!?を皮切りに、アルマジロ、キリン、アルパカ、ラクダ、雷鳥、ビーバー、カブトガニ…と味の想像がつきそうな物から、それ食べちゃっていいの!?って物まで食べまくる。野生の肉って「苦い」んだ!というのが驚き。食だけでなく、現地の人や文化との出会いもなかなかに興味深い。ブログもあるようなので、気になった方はチェックしてみてね。2017/01/17

R

41
世界中を放浪しましたという旅エッセーではあるものの、その土地、その国で食べられるお肉にクローズアップするという視点が面白い本でした。カエルやトカゲはままあるとして、キリン、アルパカ、アルマジロなんてものまで食べているのが凄い。アルパカやラクダがどうも美味しいらしく、愛らしいライチョウは美味しくなかったり、見た目と美味しさは比例しないのだと教えてくれた一冊でした。面白かった。生き物は食料だ。2017/01/31

ぶち

40
タイトルに"へんな"肉とありますが、所変わればなんとやらで現地では変でもなく日常的に食べられていたりします。いくつか変わった肉も登場するのですが、もう少し変わった肉、そう現地の人も食べないような肉を期待していたので、少し残念です。でも、ブログ日記的な感覚でスラスラ面白く読めます。著者の方は物怖じしない性格で様々な肉にさほど抵抗なく挑戦しているのですが、そんな性格が様々な人達との交流にも表れていて、これらのエピソードが面白いのです。やはり旅は人との交流がベースにあっての食文化なのだと再認識しました。2018/07/08

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